2015年05月09日

開成学園について5

 原発の問題がなかなか収束しませんねぇ。求む、技術革新exclamation×2

 そんなわけで、開成のような進学校に入るメリットはなんなのかというと、なぜか自然と醸成されてくる「(成績が比較的上位であれば)東大にいけるだろう」という雰囲気の中に入れるということなんだと思いますダッシュ(走り出すさま)

 世の中には、きちんと自我をもって、目標を立てて勉強や課外活動に励む学生もいます。しかし、大半の人はそうではなく、周囲の環境に流されてしまうわけです。
 「東大は射程内」という前提でいる集団と、「東大なんて夢のまた夢」という前提でいる集団のどちらか一方に、まったく同じレベルの地頭の人間が放り込まれたと想定したとき、やっぱり前者のほうが彼にとってはよい動機付けを与える可能性が高いのです。

 ただし、このような便益を享受できるかどうかは、学生本人の気質に依存する部分もかなり大きいというのがポイントになります。
 「与えられた環境内で、そこそこの成績位置をキープする」という適応を示す学生は、進学校の恩恵を大きく受けることができます。
 一方、これまでも述べてきた通り、開成生は、ほとんどの時期で「遊び呆ける」という特性も持っているため、そちらの環境要因に大きく流されることになった場合は、当然よい結果は望めませんがく〜(落胆した顔)

 中学受験をさせようと考えている親御さん達は、上記のような枝分かれの可能性を考慮し、進学校への過剰なまでの幻想を持たないよう気をつけるほうがいいと思いますね。


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開成学園について6

 消費税は予定通り上がるんですかねexclamation&question

 もうしばらく開成学園のお話を続けます。

 そんな自由気ままな生活をしている開成の学生ですが、どれくらい「自由」なのかということについて、ご紹介したいと思います。
 「自由」「自主性に任されている」というと聞こえはいいのですが・・・その実情は、まさに「無法地帯」です足

 まず、授業の視聴率については、既にご紹介しました。ほぼ全ての授業で視聴率は10%を下回っており、場合によっては学級崩壊の様相を呈するほど、クラスが騒々しい状態になります。厳しい教師の場合は、一見静かになりますが、その場合、学生の大半は(堂々と)居眠りしています。
 そして、机の下で漫画を読んだり、携帯ゲームをしたりするのは日常茶飯事です。私もよくやっていました笑。状況が許せば、授業中にお弁当を食べる人だっていますファーストフード

 高学年になって選択授業などによって、出席義務による拘束力が弱まると、そもそも授業に出席せずに皆で外でサッカーをする・・・なんてこともありえますサッカー

 授業以外のエピソードとしては、以下のようなものが挙げられます。
掃除がないに等しい。食べかけのカップラーメンや空き缶、紙くずなどのゴミがそこらじゅうに放置されている。
エロ本が放置されている(男子校ならでは!)。
・テレビを持ち込み、ビデオ観賞をしている。ビデオの内容はご想像にお任せします笑。
・休み時間に学校を抜け出し、買い出しに行く(禁止されているんですが)
・半裸やパンツ一丁の学生がいる。たまに全裸の学生もいる。

 ザッとあげるとこんな所です。まさに「無法地帯」ですよね。これから、お子さんを開成に入れたいと思っていた親御さんの中で、バラ色のイメージが崩壊してしまった人がいたら、ごめんなさい笑。
 教師側としても、このような状況に対して一定のたしなめは行いますが、強力な指導はあまり行いません。まぁ、よっぽどハメをはずした人間は退学になりますが爆弾

 こんな状況だから、‘意外と’進学実績が悪いんです。灘などと比較すれば一目瞭然です。
 ただ、進学実績という尺度だけで物事を図るのではなく、良くも悪くも「多様性」や「個性」を尊重するのが、開成という学校なのだと思いますダッシュ(走り出すさま)



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開成学園について7

 だんだん寒くなってきましたね台風


 ここまで「無法地帯」としての開成学園の実態をお話ししてきましたが、彼ら学生にとって、少しだけ無法地帯でなくなる、すなわち学生全体が比較的同一の方向性を向くという、重要な特色を占めるイベントがあります。
 開成という学校を語る上では、欠くことのできないこのイベントは「運動会」です。


 ここからしばらくは、この「運動会」について紹介したいと思いますパンチ


 まず、「体育祭じゃないの?」と思われた方がいるかもしれません。もちろん、中身としては体育祭なんですが、開成では伝統的に、いまだに「運動会」という用語を使います。ユニークですね。

 小学生みたいな語感に聞こえるかもしれませんが、おそらく歴史的に、中学生以上の学校が、「運動会」を「体育祭」という用語へ変える潮流にあった中、「我々の運動会は、ガチンコの勝負だ。祭りなんていう生易しいもんじゃねぇ」とか「世の中がそう変えてきているからといって、安易にそれに迎合する必要はない。我々には我々の伝統がある」とか、そういった精神が当初はあって、この名称が残されてきたんだと思われますダッシュ(走り出すさま)



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開成学園について8

 開成学園の「運動会」は、歴史的にこの学校の象徴でありつづけてきたイベントです。ただし、おそらく近年は時代の変化にともなって、開成生にとっての運動会の影響力は低下していると思いますが右斜め下
 しかし、それでも、たかが競技大会にすぎないものが、なぜそれほどまでに学生達の精神形成における重要な一要素となってきたのか。これは興味深いところですダッシュ(走り出すさま)

 私は、「運動会」がそのような存在になりえてきた事実の根底に、「顔合わせ」という行事があると思っています。この考えには結構多くのOBが賛同するはずです眼鏡

 「顔合わせ」とはどんな行事でしょうか?
 まず、運動会は組別(8組)に色がわかれて、それら同士での対抗戦でなされます。そして、開成学園は私立の中高一貫校です。つまり、例えば「白組」と言えば、高3の白組から中1の白組までいることになるわけです。
 運動会期間中(すなわち競技や応援の練習を始めて、運動会の当日まで)、各学年の指導には、その組の最高学年である高3があたります。つまり、白組の例だったら、白組の高3が、白組の中1〜高2までの競技や応援の指導を行うのです。

 そこで、下級生の各学年と、その組の高3が最初に「よろしくお願いします」と、顔を合わせる行事、それが「顔合わせ」なんですパンチ


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開成学園について9

 STAP細胞ショックたまりませんねたらーっ(汗)日本人は今一度「武士道」に立ち返るべきだと思います。

 開成学園の運動会における「顔合わせ」 について続けてお話します。

 「上級生と下級生が、運動会期間中よろしくと互いに挨拶しあう」これだけ聞くと、ごく普通のイベントだと思われるかもしれません。しかし、このイベントが、昔(私が在籍した頃)はひと癖もふた癖もあったんですね人影

 どう癖があるかというと、端的に言えば「最上級生(高3)による新入生(中1)への恫喝および恐喝」の場だったのですがく〜(落胆した顔)

 つまり、「じゃあ、皆さんこれからよろしくね。ニコニコ」という和やかな場では全くなく、「きさまら、ナメてんじゃねえぞ。ぶっ殺すぞε=(怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァアァアァ!!!!! 」という場なのです(でした)どんっ(衝撃)

 つい先日まで小学生であった中1にとって、高3は非常に大人にみえます。体も大きいし、ヒゲを生やしている(わざとこの日のために)もいます。彼らがよってたかって、近接距離から怒号を浴びせかけるので、完全に縮みあがるわけです。
 こうして、「頭のいい子」ともてはやされてきたであろう新入生達の浮かれ気分を吹き飛ばし、高3への絶対的服従を誓わせるのです笑ダッシュ(走り出すさま)


 次回は、かつての「顔合わせ」のもっと具体的な描写をしていきたいと思います。



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