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2017年09月23日

塾や予備校の価値4

 実は、近々引っ越しをする予定なのですが、荷物の梱包とか面倒ですね・・・💦

 本日は、「塾・予備校の価値」の第4段です。まず価値と考えられるものをきちんと把握して、それで教育費用抑制の方法を考えてくというのが、最終目的です。

 塾・予備校は、学校とは別にわざわざお金を払って通う場所です。ですから一般論として、そこに通っている生徒達の家庭は、「教育意識が高い」と考えられます👀
 さらに、実力によってクラス分けがされたりする場合も多いので、概ね同等のレベルの意識の高さを持つ生徒が一堂に集まりやすい傾向があります🚩

 これに対して学校という組織では、進学校ならまだしも一般的な公立校では、種々雑多なタイプの生徒が集まってきます。良く言えば「多様性がある」ということになるのかもしれませんが、不良や怠け者など、勉強という観点では「悪い方向」に引っ張る存在が目立ってしまうことがあります。
 こうなると、クラス全体の学習意識が低下してしまいますから、もし良い環境に放り込まれていれば優れた能力を発揮できたかもしれない人材がいたとしても、そのまま磨かれずに終わってしまう可能性があります💧

 逆に、意識の高い、先んじて勉強に励む者が同じ空間にいると、負けじとそれに続く層がでてきます。また、受験などが日程的に近づいて来れば、それ相応に緊張感も醸成されてきます。こうなってくると、もともとは「親に通わされているだけ」であったはずの生徒も多少の影響を受けてくる可能性が出てきます。
 「勉強しなきゃ」とは思っていても、家で一人だけでいるようではなかなか机には向かえないものです。皆が勉強をする空間の中で、互いに切磋琢磨することがモチベーションの一つの源となります👊

 塾・予備校に、こうした効用を期待している親御さんも多いはずですね💡


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2017年09月16日

塾や予備校の価値3

 少々ハードワークが過ぎまして、昨夜は帰宅後バタンキュ〜でした💦

 塾・予備校が提供する「価値」、「質の優れた講義」に続いて2つめは「優れた学習教材」です💡

 学校では、基本的に教科書をもとに授業が進められていきます。補助プリントのような「プラスアルファ」に相当する教材もないことはないですが、一般的にはそれは主力教材ではありません。
 そして、残念ながら、この教科書がまたお世辞にも使い勝手がよいとは言えないのです。記述自体は簡潔によくまとまっているのですが、逆に言うと「行間」は省かれていることがほとんどです💨
 行間を埋めるような説明は、現場の教師に任されているわけですが、教師の力量が足りない場合も多いですし、仮にきちんと説明したとしても生徒側が聞き逃してしまったりすることも多いので、「なんでも書いてある教材」という使い方はなかなかできないものです💧
 同様に、教科書には例題や練習問題の模範解答もしばしば掲載されていません。それらの解答解説は、やはり現場の裁量に任されているわけですが、時間の制約の関係で結局全ての問題を授業では扱い切れていません。

 結局、ほとんどの場合、教科書は「不完全な教材」のまま終わることになります💥
 また、仮に、教科書を完全に活用しきったとしても、その最終到達レベルは「最高峰」とまではいきません。難関校から出題されるような難問に太刀打ちできるようになるためには、どうしても別途の、よりハイレベルなトレーニングが必要です👊

 これに対して塾・予備校は、独自のテキスト群を持っています。これらは、網羅力はもちろん、到達目標レベルの高さという点でも、教科書の質を遥かに凌いでいると信じられています。場合によっては、生徒のレベルに応じて、何バージョンかのテキストが用意されているなどの充実ぶりをみせることもあります⤴
 質の安定した教材を持つ塾は、常にその教材に基づいた講義をさせることができますから、講師が入れ替わったりした場合でも講義の質をある程度一定に保つことができます。ですから、特に老舗の塾・予備校にとっては、オリジナルテキストというものは経営の生命線となるものであり、ごく一部のケースを除いて門外不出となっているのが普通です。
 こうした「秘伝」のような印象が、塾・予備校の価値をさらに高く感じさせるのです👀


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2017年09月09日

塾や予備校の価値2

 涼しくなってきましたね!🌀
 「塾や予備校の価値」として、「優れた質」を挙げました。その具体的な要素をみてみましょう。
 
 まず「わかりやすさ」が挙げられます💡
 理解力の劣る子や、自力で教材を読んで理解する力のない子に、わからせてあげる技術が、一般的に高いはずです。
 「他人にわかってもらえるように説明する」ということは、かなり高度な行為です。前提として、講師自身がよく勉強し、その学習内容について伝えようとすることの何倍も深く広く理解していなければなりません。さらに、「自分がわかっている」というだけでは不十分であり、それをさらに噛み砕いて、相手のレベルに合わせて伝達する技術も持ち合わせていなければならないのです。これを実現できる講師は、必ずしも多くありません。
 生徒にとって、「わかる」ということは、結果的に「楽しい」ということにつながりますから、勉強のモチベーションをアップさせることにもなります↗

 もう一つは、「到達レベルの高さ」です🚩
 日本の学校教育は、伝統的に「護送船団方式」的な色合いが強いものです。優秀な子をガンガン伸ばすというよりは、もっとも数の多い平均的な生徒に合わせる傾向があり、また、なるべく落ちこぼれをつくらないように心掛けています。
 ですから、学校での授業だけだと、どうしても到達レベルが低くなりがちであることが否めません。場合によっては、入試受験日までに特定の科目領域の授業が終わっていないことすらあり、なかなか難関校受験に太刀打ちできません↘
 勉強において一番の落とし穴になるのは、「ゴール設定」の誤りです。「○○大学に行きたいのなら、□□くらいは勉強しないといけない」という事実の「□□」の部分を間違えて低く見積もってしまえば、逆立ちしようが何しようが○○大学には合格しようがありません💣これは、本人の努力とか才能といったもの以前の問題なのです。
 塾・予備校であれば、この点に関しては容赦なく、目標とするレベルまでの講義やトレーニングがふんだんに用意されています。「その程度の勉強では、全然受からないぞ」というフィードバックを十分に受けることができるのです👊

 最後に、「モチベーション喚起のうまさ」も挙げられます。
 塾・予備校の講師には、非常に演技的な授業をしたり、異色のパフォーマンスをしたりする人がいます。また、授業内容というより、その中に織り込む雑談が非常に面白かったりする場合もあります👀
 前述した通り、まずは「わかりやすい」ということが学習のモチベーションアップには重要です。しかし、それだけでは飽き足らず、このように手を変え品を変えしながら、集中力が持続しない生徒達、どうしても勉強なんかに興味がわかないという生徒達をひきつける努力をしています。
 実際、それまで全く興味のなかった科目であっても、非常にユニークな講師との出会いをきっかけに、「ハマって」よく勉強をするようになるというケースはときどきみられます。「子供が全然勉強をしたがらない」という悩みを抱えている親御さんにとって、このモチベーション喚起は、塾・予備校に期待したくなる価値の一つであることは間違いありません💨


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2017年09月04日

塾や予備校の価値1

 この土日は多忙でしたもので、月曜日に更新します♨
 さて、久々に教育ネタでいきましょう。開成学園ネタが一段落しましたので、しばらく「塾や予備校の価値」というシリーズで投稿していきたいと思います。
 これは実は、開成学園を皮切りとする「進学校」の話へとつながり、話が統合されていきます。まぁもう少し先の話になりますけどね^^;)
 さて、ではいきましょう❗

 「教育費がとにかく多くかかって大変」、「教育予算が家計を圧迫して大変」といったことは、よく家庭の悩みとして聞かれます💦
 何にそんなにお金がかかるのかと言えば、それは塾や予備校です。広い意味で「教育」といえば、音楽やスポーツなどのお稽古ごとも含まれますが、それは領分外なので、ひとまず塾や予備校を焦点にしたいと思います。
 親御さん達は、どうして高い料金を払ってまで、こぞって子供たちを塾や予備校(以後、塾と総称します)に通わせようとするのでしょうか。
 「他の子が通っているので、自分の子だけが差をつけられるのは嫌だ」というのは感覚論としてはあるのでしょうが、実際どうして「差」がつけられてしまうと感じるのでしょうか👀

 教育予算を適切に抑えようとするなら、もっと本質的に、それらの教育機関の価値を評価してみることが必要です。
 そうすれば、「この部分だったら別のやり方で代替できる」とか「塾や予備校を使うにしても、期間を短めにする」といった戦略を考えることができるようになるためです💡

 それでは、順にみていきましょう。
 真っ先に挙げられる「塾や予備校の価値」は「質の優れた講義」です。
 世の中には、そもそもスタンダードな「先生」として、学校の教師が存在します。そもそも彼らにドーンとお任せしておけば問題ないのであれば、原理的には塾や予備校は不必要であるはずです。しかし、残念ながら、現実はそうではないわけです💧

 学校の教職という仕事は、基本的に「正しいことを教える」ことだけが至上命題ですので、そこに付加価値として「質の高い講義をする」ということはあまり求められていません。もともと、教師という職業の流動性が比較的高いこともあいまって、講義の技術という領域では競争があまりないのが実情です。
 また、「優れた講義をするから生徒に人気」といったような理由で、給料が高くなるといったような市場競争メカニズムも働いていません。むしろ、一風変わったチャレンジングなスタイルで授業をするほうが、批判の対象にさらされてしまったりするくらいで、教師としては「面倒なリスクを負うくらいなら、余計な工夫は避けたほうがいい」という保守的な思考に、どうしてもなりがちです↘
 また、教師の皆さんの名誉のために補足すると、「授業以外の仕事」の負担が大きすぎるという問題点もあります(これは本当にありえないレベルに至っています)。生活指導や、部活動の指導など、彼らの仕事は「授業だけに集中する」という環境からは程遠いため、根本的に「講義力を上げる」というインセンティブは働きにくいわけです。

 これに比して、塾や予備校は、「質の高い講義をする」という付加価値において、激しくしのぎを削っています。質が高くて評判のよい、多くの生徒を惹きつけることができる講師は収入が増えるわけですから、そこには競争が生まれます。最高峰レベルに稼ぐ講師であれば、相当な高収入になりますし、そのような市場競争にもまれながら、「カリスマ」と称されるような、人気講師が生まれたりするのです👊
 ですから、当然、塾や予備校の講義は、学校の教師による講義よりも質が優れていることが期待されるわけです。


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2017年07月24日

「参考書コピー型講義」論2

 ちょっと土日が多忙でしたので、めずらしく月曜日に更新します✨

 「参考書を読み上げているだけ(と批評者の脳が認識している)の講義」は、具体的に何が悪いのでしょうか?それとも何も悪くないのでしょうか?
 いくつかの切り口から論じてみます。

(1)教科書範囲外の、より発展的な内容が乏しい!?
 「もっと、生徒の興味をそそるような、教科書に載っていないような最先端の話をしてくれ」という意図で批判をしているのなら、彼本人としては殊勝な話です。
 しかし、それは、この世界を自分中心に考えすぎてやいませんか
 この世界は、個人の所有物ではないのですよ。教科書は、なぜ教科書であるかというと、「一般的にこれくらいの範囲を身につけてもらえれば、その年齢の実力としては十分でしょう」と考えられる範囲を設定しているから教科書なのです。
 人の能力や実力は正規分布をしています。その正規分布の真ん中90%にとって適切と考えらる学習範囲が、「教科書の範囲」なのです。

 もっともマニアックな話をして欲しいという希望は、偉いことは偉いのですが、それをやってしまうことで、むしろ「(理解力を超えてしまい)ついてこれなくなる」生徒が大量に発生するわけです。
 「もっと教科書外の話をして」などという要求をする生徒の数より、「そういうのいいから、もっと試験に出る大切なところだけを話してください」という要求をする「凡庸な」生徒のほうが遥かに多いんですよ。
 スタンダートな学習においては、「変化球の投げ方のマニアックなコツ」ではなく、「学問的な体幹の強さを会得すること」こそ、最も重要で本質的なことです。その場合、過剰な「教科書外」の話は必要ないという判断に自然と至ります。ましてや、「無料Web講義」となれば、優先的に求められていることは、なおさらそれであることは自明の理です。
 「もっとハイレベルな話をしろ」と思ったあなたは、あくまで少数派です。小数派が「世界のほうこそ自分に合わせるべきだ」と要求するのは、無理筋というものです。自分だけ特別扱いしてもらいたいのなら、それ相応のコストを払う必要があるでしょう。

(2)パフォーマンスが足りない!?
 「生徒を魅了するような」演技的なパフォーマンスや、「腹を抱えて笑うような雑談」をもっとしろ・・・という批評者がいるかもしれません。
 これにもいろいろな勘違いが含まれています。
 
 まず、パフォーマンスが嫌いな生徒達もたくさんいるんですよ。たまたま自分のツボにはまったからといって、全世界の視聴者にそれを強要するというのは、上記と同じ理由でおこがましい発想です。
 「パフォーマンスがない」ことは、正規分布の真ん中を対象にできますが、特定の癖のあるパフォーマンスをする場合、一部のファンはつく一方で、それを嫌がるユーザーのほうがしばしば多いわけです。
 実際、黎明期のWeb学習動画サービスにおいてユーザー行動を解析したところ、雑談などの非本質的なパフォーマンス部分は早送りで飛ばされる頻度がかなり高いということが判明しています(ですから、サプリや学びエイド含め、Webサービス畑ではおしなべて演技的パフォーマンスは省かれています)。

 そして、前回も述べた通り、パフォーマンスを重視した講義は、そもそも論として「虚飾的」です。
 高い料金でボッタくる予備校であれば、むしろ「一部の熱烈なファン」を獲得することが重要で、そこから「狭くとも深く」、ガッツリお金を取れるので高い収益性が確保できます。しかし、無料Web講義では、「そもそもゲームのルールが違う」のです。そんな狂信的ファンを小数獲得したところで、彼らは直接的にお金を落とさないのですから。

 「パフォーマンスが足りない」などという批判をする人は、おそらく「現役予備校講師」である可能性も高いと思います。彼らは「そんなんでお金を取れると思うなよ」と直感的に思うから、そう批判するのでしょうが、Web畑から言わせれば「ガラパゴス的な旧いルールと価値観に基づいて、評価される」ということ自体が、お門違いであるわけです。
 遠い将来には状況が変わるかもしれませんが、当座の無料Web講義の優先課題として、演技的パフォーマンスなど求められていないのです。
 
(3)行間を埋められていない!?
 「行間を埋める」ということは、良い講義をする上で極めて重要なことです。

 書籍教材は、紙面の都合上、行間はかなり省かれています。普通に読み進めていくと、「は?なんで?全然つながらないんだけど」と思わせる箇所が山ほど出てきます。それこそ、例えば歴史の教科書なんかは酷いものです。参考書は、教科書よりは詳細に書かれていますが、それでも限界があります。
 事実Aと事実Bを学ぶとき、しばしば教科書は「Aである。次にBである」というくらいしか記載がありません。それを「Aは、こうこうこういう理由と論理でもってBにつながる」ということを説明してあげられるのが「わかりやすい講義」であるわけです。

 言い方を変えると、行間をきちんと丁寧に埋めることができていれば、「マニアックな内容を扱わないし、パフォーマンスもないが、間違いなく‛わかりやすい’講義」になります。
 だから、ちょっと講義を聴いてみて、「わかりやすいな」と感じたら、その講義は行間を埋めている(少なくともあなたにとって満足できる程度に)講義なのだと自動的に判断できます。

 たしかにこれができていない講義は、いくら無料であっても「わかりにくい」わけなので、価値としては高いとは言えません。
 ちなみに私個人の話をすると、「わかりにくい」というレビューをいまだかつて受けたことがないので、行間は埋められているのだと思います(前回、「行間を埋め尽くしている」と表現したくらいですから)。
 ただ、一般論として「わかりにくい」と感じる講義は、そもそも見向きもされないでしょうし、何の価値も生み出せないでしょうから、ハナから論じる意味がありません。批判者達だって、そのようなコンテンツは眼中にないはずです(あなたは何と闘っているの?という話になります)。

 ただ、行間を埋められていない、真の意味で「参考書読み上げ」型講義があったとして、その価値は確かに高いとは言えないわけですが、まったく無価値なのかと言えばそうでもありません。
 それを最後にみてみましょう。これこそが、純粋な意味での「参考書読み上げ」型講義の是非を問う議論です。

(4)自力で参考書を読むのと変わらない!?
 ホントーに「参考書を読み聞かせるだけ」の講義が存在したと仮定しましょう。
 これ、実は結構効果あると思いますよ?バカにするのは早いです。

 私は、元生粋の受験戦士ですし、医学書だって死ぬほど読んできたからよくわかるのですが(いわゆるカリスマ予備校講師なんて、大概私よりまともに受験勉強したことがない人達ですからね・・・)、「文字を読んできちんと理解する」っていうことは、結構辛くて難しい作業なんですよ。

 本(文字)を読むことが楽な作業なんだったら、電車の中でスマホゲーじゃなくて読書する人がもっといてもおかしくないですよね(笑)。普通の小説より漫画のほうが圧倒的にファンが多いのも同じ理由です。根本的に「文字を読む」という作業は苦行なのです。全くもって、耳から聴いたほうが楽なんですよ。
 例えば、オーディオブックってありますね。普通の本はなかなか読むのがキツいという人でも、音声で読み上げてくれれば楽しむことができる。あれは、まさにその問題に対する解決策です。

 私は「この講義はわかりやすいし、しっかり正しいことを説明しているので、成績はもちろん上がるだろう。しかし、自力で参考書を読むのと変わらない」という評価されたことがあります(これはユーザーさんによってではないのですが)。
 上記を踏まえたら、「そんなことはない」ということがわかるはずです。
 確かに、到達先の実力レベルという結果は「変わらない」でしょう。でも、同じ到達点に至るまでのコスト(時間と労力)が圧倒的に低いのです。それは、それ単独でも、ものすごく価値のあることですよね?
 「自力で参考書を読む」のと「変わる」点として、マニアックさだのパフォーマンスだのを持ち出すから、業界全体が虚飾的となり、大義を失うのです。「声で聞かせている」時点で、とっくに「自力で読め」とは決定的に異なる価値が生じています。

 皆さんはこんな思考実験をしてみたことがあるでしょうか。

 「カリスマ講師による授業」vs「新垣結衣(例)の参考書読み聞かせ」
・・・どちらが生徒の成績を上げる効果があるでしょうか?
※新垣結衣は、男子高校生に一番響きそうな例として挙げてみましたが、なんでもいいです。あなたが一番素敵だと思う憧れの人を当てはめてみてください。

 これをガチンコで比較した研究はいままでないと思いますが(やったら、イグノーベル賞取れるかも笑)、結構いい勝負になると思いますよ。

 「参考書読み上げ」型講義を真に価値あるものとするには、「新垣結衣」のような魅力的なナレーターが必要なのかもしれないし、きちんとした網羅的なコンテンツを用意することが必要かもしれません。他にも工夫がいくつか必要だと思います。
 しかし、それは論点が別であって、いずれにせよ「参考書読み上げ」型講義それ自体には何の非もないということ、「参考書読んでるだけじゃん」という批判がいかに的外れなものであるかということがおわかりいただけると思います。

 Webを活用した新世代事業というものは、「旧業界で当然とされている前提」から外れた価値の出し方に挑戦しようとしています。批判するなら批判するで、きちんと正しい焦点を見出してもらいたいものです。


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