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2018年05月26日

教育生態系の多様性2

 ちょっと忙しくて、更新間隔があいてしまいました💨m(_ _)m

 中学受験向けの有名進学塾に「SAPIX」があります。
 ここは、小学生に対しては割と厳格な進捗管理と、「詰め込み」に近いスタイルでどんどん業績を伸ばし、四谷大塚や日能研などの古参を押さえて、業界トップの地位を確立しています。中学受験を使用するご家庭は、「寝ても覚めてもSAPIX」、「一流進学校に入りたいならSAPIXじゃないともうダメ」という価値観にがんじがらめにされていて、気の毒な限りです💧
 彼等に「もっとも理想と思う今後の進路を述べてください」というアンケートをとってみれば、「SAPIX通塾→開成入学→鉄緑会通塾→東大or医学部入学」という回答か、これにほとんど類似するものが、金太郎飴のように得られるはずです。
 これほど、恐ろしく単調な教育生態系はありません💥 それだったら、上記の進学パスを全部ひとまとめの一貫校にするのと何が違うというのでしょう。むしろ、少年期にハードな受験戦争を2回もくぐらされて、大学入学以後に「燃え尽きる」という副作用ばかりが目につきます💣

 これは、このようなパスを思い描く個々人を否定しているのではありません。今の社会の仕組みの中ではしょうがないことです。
 私自身が、上記と同様の「受験スターコース」(私はSAPIXではなく、四谷大塚に通っていましたが)を歩んできましたし、私にもし子供がいたとしたら、やはり同様のコースを「ベスト」と設定せざるを得ないでしょう⤵
 批判的吟味をしなければならないのは、全国の家庭がこのような単調な価値観一色に支配されるようにデザインしてしまった、根源的な社会制度・教育制度のほうです👊 これぞ、まさに中国の科挙と同じ轍を踏もうとしていることは明白で、そんなことをやっていたから次世代ビジネスの基盤を根こそぎ海外に奪われ、日本はジリ貧に追い込まれているのです。
 国家として、社会制度として、「東大に入るためには、いろいろなルートがあるよ」、もっと言えば「社会で活躍するためには、東大以外にも、目的に応じていろいろな高等教育機関があるよ」という設定にしなければ、未来の「絶滅リスク」は高まるばかりです💦

 むろん、当面の間は、日本において東大を頂点とするアカデミアのヒエラルキーは持続するでしょうし、そこから演繹的に考えたときには、SAPIXや開成や鉄緑会に通うことが「最適解」である状態から脱却するのは困難でありつづけるでしょう。
 しかし、家庭単位での教育において、一定の意識的修正を図ることは可能です。ここまで読んできて共感された親御さんがいらっしゃるなら、なるべくできるだけ「一流進学校に入ることが人生の目的ではない」、「東大に入学することが人生の目的ではない」という根本的な提言を、子供に対して、欠かさないように心がけてもらえればと思います。

 一方、もともとのメインターゲットとしてきた「教育予算を抑制したい」と考えている人達にとっては、「一流進学校に入れないのなら、それだけ夢と可能性がある」と捉えてもらいたいと思っています。
 MANAVIEはもちろん、様々な無料〜安価のサービスを組み合わせて、最低限度の教育予算の範囲内で、(とりあえずの目標として)有名大学進学を実現する・・・これが自分の手で実現できるのであれば、どれほど刺激的で痛快なことでしょう。「教育生態系」をもう一度多様なものとし、社会の足腰を強くするためのフロントランナーとして名乗りをあげることができるのです🚩
 くしくもこのサイトを訪れている読者の皆さんには、きっとそれに挑む価値があると思います。



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2018年05月05日

教育生態系の多様性1

 GW、皆さまは如何お過ごしでしょうか!?私は、久々の25時間勤務をやりまして、意外と元気でいられる自分に驚いております笑


 さて、「お受験で進学校に入れないことぐらいで人生が詰むはずがない」という話を、もう一歩進めて本質的に考えてみます👊

 私は、Web講師も務めているくらい、生物学が好きで得意科目です。生物学の中には「生態系」と、その保全の重要性を研究する領域があります。
 「生態系」とは、生物の集まりと、それを取り巻く環境の全てを合わせた概念を表す生物学用語です。

 生態系は様々なサービス(恩恵)を私達に与えてくれます。
 例えば、エネルギー資源や衣食住の環境、精神文化面での効果といったものが挙げられます。「生物」である私達自身が生態系の一部を構成する要素なのですから、私自身が豊かさを保つためには、前提としてその基盤にある生態系そのものが繁栄しなければなりません。だから、「環境を大切にしましょう」、「生態系を保全しましょう」というキャンペーンが張られるのです。短期的な快楽のために生態系をどんどん破壊していけば、結果的に世界が滅びるのと一緒に人類が滅びてしまいます💦

 この生態系の保全のためには、「多様性」が一つのキーワードになります。この世の中のあらゆる生物・物質は、「食物連鎖」という関係に代表されるような生物種間の関係や、生物種内の関係、生物と物質との関係を「網の目」のように構築しながら存在しています。
 この生態系に多様性があればあるほど、言い方を変えれば、「網の目」が複雑であればあるほど、その生態系は安定性が高くなります。多様な生物が複雑に絡み合った生態系では、何らかのトラブルが生じて一か所にキズが生じたとしても、生態系としてそれを修復するメカニズムが働くのです。
 しかし、生物種が限られていたり、環境に制限があったりする単純な生態系では、ちょっとした変化が原因でも生物の絶滅は容易におこり、それが連鎖して生態系そのものが滅びやすいという特徴があるのです💣


 さて、本来のテーマである「教育」に話を戻しましょう。
 こうした、「生態系の多様性」は、教育とか学歴といった領域においても、大切なものであるということがすぐにわかるはずです💡
 皆が皆「よい塾・予備校に通い、一流の私立進学校に入り、一流の大学を目指す」ということしか選択肢を持たず、この流れがパス化して画一的になればなるほど、他の選択肢が萎んでいけば萎んでいくほど、社会全体として「優れた人材」を生み出すための足腰は弱っていくのです🚩

 かつての中国(隋〜清の時代)には、「科挙」という極めて優れた、官僚登用試験の制度がありました。優秀な人物を広く全国から集めるために試験制度を設置し、その結果がよければ身分に関係なく官僚になれるという制度です。現代では、こんな公平性など当たり前のように感じるかもしれませんが、それ以前の時代には、国家上層部に仕える人材は、貴族などの権力者階級からしか推薦採用されないということが当たり前だったので、科挙は、世界的にも画期的な制度だったのです。広大な中国全土から、公平な仕組みで募ったのですから、その合格者達はまぎれもなく優秀だったに違いないでしょう。
 では、隋、唐にはじまり清にいたるまで、どうしていずれの王朝も滅んでしまったのでしょうか?秀才中の秀才が国家を支えてきたはずだというのに、滑稽な話です。

 これは、科挙という一律的な仕組みが、教育生態系の単調さをもたらしたことが間違いなく一つの要因です。「箱庭ゲーム」の中で優秀な人間を選別しても、その人材の能力が似たようなもの同士でしかない限り、時代が変わったり取り巻く情勢が変わったりすれば、簡単に対応できなくなり、「絶滅」するのです💥
 お受験を基軸とする学歴の単線化が進む一方の日本は、はたして中国の科挙を笑える立場にいるでしょうか⁉


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2018年04月07日

進学校に入れないと「詰む」のか2

 新年度業務は、緊張感があってやっぱり疲労がたまりますね♨


 さて、百歩譲って、「一流進学校には『ボンヤリとした進学校性』というれっきとした便益があるのだから、それを享受したい」という主張を認めたとしましょう。
 それでも、問題はそう簡単には運びません💣

 実のところ、「ボンヤリとした進学校性」が上手くハマるかどうかは、生徒本人の気質にも大きく依存します
 例えば開成学園の例でいえば、私がそうであったように「与えられた環境内で、それなりの成績位置をキープする」という適応を示す生徒にとっては、恩恵を割と大きく受けることができます。
 しかし一方で、開成生は、ほとんどの時期で遊び呆けているという特性も持っているわけですから、そちら方面の環境要因に大きく支配されることになった場合は、当然よい結果は望めません。
 学年の1/3程度が東大に進学するといっても、裏をかえせば、残り2/3は「開成に入ったのに、東大に入れていない」わけです。開成学園の長い歴史を振り返ってみれば、勉強が好きになれずに中退してしまった者もいますし、何かしらの犯罪をおかして退学になった者もいます。「開成=東大」、「一流進学校=一流大学」では全くないのです👊
 有名大学への絶対的な進学可能性を担保したいのであれば、それこそエスカレーター方式で大学に進学できる、慶應義塾にでも通わせるほうがよっぽど戦略的には安定度が高いでしょう。慶應義塾の中学校・高校の学費が、私立学校の中でも飛びぬけて高いのは、いわばその対価のようなものです(「上限も慶應大学レベルになってしまう」という問題点があることにはありますが)💨

 最後に「世界」にも目を向けてみましょう。
 以前にも述べたことがある通り、そもそも東大という国内最高峰の進学目標自体が、いまや世界水準でみれば、はたして本当に絶対的な信奉の対象としてよいのか・・・というところで揺れ動いているのが実情なのです💧
 いざ東大に入ってからそれを論じるのならまだしも、「=東大」という等式が100%成り立つわけでもない進学校に入れたか否かという問題を、高校生未満の「人としてペエペエ」な段階で鬼の首とったように論じるのは、急速にグローバル化する社会の中では「ノミをつぶす」ようなレベルでナンセンスなことなのです🚩

 お受験を進路の選択肢に入れているようなインテリジェンスのあるご家庭ほど、このことを肝に銘じておいて欲しいと思いますね。


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2018年03月31日

進学校に入れないと「詰む」のか1

 いよいよ新年度ですね!今年度は、個人的にも楽しみなことがたくさんあります⤴


 前回、「意義の乏しい進学校」だったら、わざわざエキストラの学費を払う必要はないという話でした。
 もちろん、「いやいや、東大に行きたいのだから、その進学確率が最も高い開成に入れたいのだ。開成に入れなければ、負けだ。私は一流の進学校の話をしているのだ」というような意見を持つ人もいるでしょう。
 それは確かに一面では正しいですが、全面的に正解であるということにもなりません👓

 最も重要な問いかけは、「一流進学校に入れなければ、本当に絶体絶命なのか。人生が『詰む』のか否か」ということです🚩
 有名進学校に入れなかったときに、文字通り「人生が詰んでしまう」のであれば、それは重大な問題です。それなら、私だって、一流進学校に入れるような人生戦略のプラン立案を皆さんに提供するよう、徹底的に評論の舵を切るところです。

 しかし、こんな問題、回答は「詰むわけがない」に決まっているのです✋
 これは何重の意味においても、そうです。

 既に述べたように、東大はもちろんのこと、全国の有名大学の定員はいずれも数千人規模もあるのですから、一流進学校の定員の総数を遥かに上回っているわけです。この時点で、「一流進学校に入れれば一流大学に入れる。一流進学校に入れなければ、一流大学に入れない」という図式が成り立たないことは明白です👀
 どちらかというと、「一流進学校に入れなかった」という理由だけで「一流大学はもう無理」と諦めてしまうような、安直な精神性のほうに問題があるのです👊

 そんな当たり前のこと、皆、頭ではわかっているのかもしれません。それなのに、いざ自分の子供のこと(というより親自分自身のことなのかもしれませんが)となると、もはや全人生がかかっているかのような負荷をかけてしまがちです。
 その辺りの無意味さに気付いてマインドセットを変えることができないと、「お受験周りで‘不幸’になる」可能性は高まるばかりです💦


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2018年03月24日

その進学校は費用に見合うのか?!

 「進学校の価値の代替可能性」について、論点を二つに絞りました。
 今回は、その一つ目、「その進学校に入ることは、本当に費用に見合うのか」を検討してみたいと思います。

 世の中には一口に「進学校」といってもピンからキリまであります。開成、灘、筑波大付属駒場・・・といったような名だたる進学校であれば、その実績や「進学校性」には確たるものが存在します。
 しかし、そこから何段も下っていくと、「名ばかりの進学校」が多く存在することも事実です💥
 「才能の青田買い」なるものは、本当の上位層であれば有効性がありますが、偏差値の低い学校になってくると、いくら私立であっても、ほとんどランダムに選り分けたのと意味が変わらない状態に陥っています💨
 私は、近しい知人に学校の教師も多くいますから、よく現場の状況をヒアリングする機会があるのですが、「こんなの、『私立』にわざわざ通わせている意味はあるのか?」、「親は単なる自己満足のために、ないしは世間体的なエクスキューズのために形だけ子供を私立に押し込んでいるだけではないのか?」と感じざるを得ない(当事者である教師自身も同様に感じている)レベルの生徒しか集められていない学校は山ほどあるのです💧

 開成学園でも底辺校でも、私立は私立です。学費は国公立に比べてかかることは共通していますし、むしろレベルの低い学校のほうが学費は高くつくくらいです(有名校ほど良心的な価格設定をする傾向があります)👊
 「盗んだバイクで走り、窓ガラスを割って回る」ような不良集団が学校を占拠しているとか、「何を学ぼうとしてもわからない。何を教えようとしても伝わらない」といった生徒しか存在いない・・・これくらいの「よっぽど」な学校でもない限り、学区内のそれなりの国公立の学校に通うことは、「名前ばかりの進学校」に通うのに比して、ほとんどディスアドバンテージはありません
 それこそ、「親同士の勢力争い」的なプライドのためだけに、「私立」としての特別な学費をかけるほうがよっぽど無駄の大きいことではないでしょうか🚩

 名だたる有名校に入れるのでもない限り、「私立学校」に通うことは、それ単独ではたいしたインパクトがありません
 結局「意義の乏しい私立学校+塾・予備校」という戦略をとらなければならないのなら、その価値の本丸は「塾・予備校」のほうにあることになります👀 予算があるというのなら、進学するのは国公立校でいいから、きちんとした塾・予備校に通わせてあげるほうがよっぽど配分として有効です。
 そして、価値の本丸が「塾・予備校」にあると暴かれたのですから、予算がどうしてもないのなら、「塾・予備校の価値」をうまい具合に代替する戦略に切り替えればよいということになります👓


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