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2018年12月01日

第209回継続法16〜反復のポイント1〜

 もう12月ですね〜🎄今年は、私がいろいろ手掛けている物の中で、一部停滞をみせてしまったものもあれば、大きく躍進するものもあったりで、せわしない1年でした。皆様の1年はいかがだったでしょうか⁉

 
 では、上手な「反復」の方法を紹介していきます。
 本セクション冒頭で「継続することの特徴」でもお話した通り、科学的な背景に関しての詳説は省き(こねくり回してもしょうがないので)、結論を優先的に提示していこうと思います👊

 第一に、「浅くて広い反復を数多く行い、徐々に掘り下げていく」ということがあります🚩
 直感的には、楽器やスポーツの練習をするときと同じです⚽ 1日1時間の練習を24日間続けるのと、24時間の練習を1日やるのでは、前者の方が大きく実力が増すことが知られています。
 勉強の例ならば、「英単語を一週間に70個覚えたい」というときは、「1日に深く10個ずつ覚えていく」ではなく、「浅くてよいから1日に70個に目を通して、それを7日続ける」ほうがよいということになります👀

 一般的に、「A→B→C…→Z」の順に学習をしていこうというケースを考えてみましょう。
 もし「金輪際、見直す必要がないぐらいAを完璧に仕上げてから、初めて次のBに進む」というやり方を採用すると、どうしても一つ一つの単元をクリアするのに時間がかかってしまいます。そして、中盤辺りまで学習を進めたところで、既にAやBなどの前の方に学んだ内容を忘れてしまっていることに気がつくはずです。大体の人が、この時点でZまである暗記事項をみて絶望し、挫折するに違いありません💧
 対照的に、「とりあえずやったことはある程度忘れてしまうのは放っておいて、Zまで一通り目を通し、A〜Z全体を見直すという作業を何度も繰り返す」という手法ならば、先のメリットの性質を活かすことできます。
 メンタル面でも、「忘れる」ことが既に織り込み済みであるぶん、むしろ、反復時に「思ったより、意外と頭に残っているぞ」とポジティブになれる可能性すらあるでしょう⤴

 また、この方法は、以前述べた「まず継続する方法」のうち、「全体像から把握する」というやり方にも見事に合致します。「露天掘り」のようにすることで、「継続」の成功の確率も高まるというわけです💡



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2018年09月22日

第208回継続法15〜反復の有用性2〜

久しぶりの、勉強法の更新です💨

 いかなる場合にも、「反復」という手法の存在意義があり続ける理由の二つ目は、仮に理屈が存在するとしても、「反復」が必要なケースはいくらでも存在するということです👊
 例えば、「掛け算九九」を思い出してください。どうして、皆さんは小学校の頃に「ハチシチゴジュウロク」などと体に染み付くほど繰り返し暗唱させられたのでしょうか。
 「掛け算の原理」さえわかっていれば、九九の一つ一つの答えなど覚えることは本来必要ないはずです。しかし、これから算数・数学を学んでいくにあたって、九九くらいはいちいち計算せずに瞬時に答えを出せるようにしておくことが非常に有用であるからこそ、暗唱させられるのです。
 このように、知識のニーズが非常に高い場合は、理屈の上に被せて、結局「反復」が必要になります👀

 また、そもそも、他の工夫手法をいくら用いたところで、たった一度きりで物を覚えられるということは、なかなかありません。いくら「注意」を向けても、いくら「理解」をしても、忘れるときは忘れます。そのときにやはり、「反復」の出番があるのです💡

 ここまでは、「暗記」を中心に「反復」の有用性を説きましたが、よく考えると、「理解」や「応用」の習熟のためにもそれは欠かせません
 何かを一回読んでも、なかなか難しくて「理解」ができないとき、皆さんは何をするでしょうか。もちろん、「理解法」で説明したように「人や物にコンサルトする」ということはできますが、それ以前にきっと「読み直す」、すなわち「反復」をするはずです。
 そして、「応用」は、「手法理論」で説明した通り、「理解・暗記・継続」の上に成り立つものなのですから、やはり「継続」の一つである「反復」が必要であることは言わずもがなです。

 以上をまとめると、「反復学習」という言葉がある通り、「反復」は勉強全般を通じて必要となる作業といえます🚩
 普段は「なるべく工夫をして、辛い反復という負担を減らす」というスタンスを堅持する一方で、「いざ、反復の必要性に迫られたときには、徹底的に反復をする」というメリハリをつけて臨んでいただきたいと思います。


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2018年07月28日

第207回継続法14〜反復の有用性1〜

 気づけば1カ月ぶりくらいの更新になってしまいました💦


 継続法もいよいよ終盤に近付いてきました。このカテゴリーの最後に扱うのは、「反復法」です。そもそも、なぜ「反復」が必要なのかという問題から始め、具体的な「反復」の手法まで紹介していこうと思います👊

 まずは、反復の有用性について確認しておきましょう🚩
 「暗記法」カテゴリーからこちらへ解説を任せた流れに乗っておさらいしておきますと、暗記における「記銘→保持」の段階において、より強固な定着率を目指すための手段の一つに「反復」がありました。
 やること自体は簡単で、例えば「dog=犬、dog=犬、dog=犬・・・」というように復唱するということになります。

 暗記法で述べた通り、この手法は「理解をして暗記する」を筆頭とした、その他の工夫された暗記法に比べて効率がよくありません。多くの人が経験にわかっていると思いますが、反復は無機質でつまらない、辛い作業です💧

 しかし、残念ながら「反復」という手法の存在意義がなくなることは決してありえません💨
 それには以下のような理由があります。
 第一に、現実的には、ありとあらゆる全ての暗記事項に「理解をして暗記する」といったような効率のよい手法が適用できるわけではありません。
 世の中には、どうしても理屈抜きに覚えなければならないものが存在します。先例の「dog=犬」だって、そこに理屈など存在しえません。このようなものは、基本的に「反復」がメインの暗記法となるのは必然的です。

 続きはまた次回✋


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2018年06月30日

第206回継続法13〜時間コントロールの工夫〜

 さすがに暑くなってきましたね☀しかし、私はあまりの多忙さゆえに風邪をひいてしまいました💧

 他にできる「時間のコントロール」として挙げられるのは、「時間の区切り方」です。

 時間的に余裕のある勉強であれば、別にいつ勉強しようが、サボろうが本人の自由なのですが、例えば「一日○時間勉強する」と決めたほうが、「無理に勉強しなくてもいい」という幻惑を乗り越えて自己を律することができます。
 それに、どうせ同じ時間だけ勉強をするというのなら、深夜に夜更かししてやるよりも早起きして朝やってしまったほうが、能率的でしょう。その一方で、「記憶」は睡眠によって、整理され固定されるということも知られていますから、夜更かしをしない範囲で、寝る前に勉強するというのも悪くありません
 また、「○時間勉強する以外は、徹底的に遊ぶ」というように、世間的によく推奨される「メリハリをつける」というやり方も、当然ここから導かれます💡
 
 さて、「試験のための勉強」のように、ハイペースが要求される、すなわち「ありったけの時間を使う」場合は、以上のような時間のコントロールはあまり役に立ちません。
 しかし、それでも「時間を区切る」という方法には、別のメリットがあります。

 それは、「自分の尻を叩くため」とか「休憩をとるタイミングの目安として用いる」ということです。

 例えば、同じ勉強量をこなすために同じだけの時間をかけるにしても、ダラダラと抑揚なく時間をかけてやっているようでは効果半減です。そこで、一定の分量を適切な制限時間の中で勉強するようにすれば、尻を叩かれているような気持ちになって、無駄にダラけてしまうことを防止できます👊
 なお、この制限時間は、細切れであるほど「尻を叩かれる」感触が強く、より厳しく自分を追い込むことができるという性質があります。例えば、英単語の暗記をしようとするとき、「5時間で300個」と設定すると、なんだかんだといって最初の数時間は怠けてしまいがちです。そこで、「1時間で60個×5回」というように設定すると、時間の切迫感が強いため、人はより必死に暗記しようとする傾向があります💨
 よく考えてみると、「勉強法の理論式」に従ってペースを算出することも、長いスパンで同じことをしています。「一年後に受験がある」と言われても、なかなか勉強のギアが入らないものですが、それを短い期間の達成目標に置き換えることで、この問題を解決しているわけです🚩

 このように時間を区切ると、「尻を叩かれる」だけでなく、「休憩時間を挟む目安」にするという利点もあります。人がよい集中力を保てる限界の時間には個人差がありますが、例えば「2〜3時間」を目安にして、その時間が経つ度にちょっとした休憩時間を挟むようにします。すると、そのまま勉強を続けていれば落ちていく一方だった集中力がリフレッシュされて、次のタームもよい集中力を保つことができます。結果的に、トータルの勉強時間が同等でも、全体としての効率性が増すことになるというわけです✋


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2018年06月16日

第205回継続法12〜時間コントロールの原則2〜

 現在、第一線の市中病院で主力としてバリバリ働いている関係で、さすがに忙しくて更新頻度が落ちております^^;)


 時間のコントロール法は、個々人の事情によって千差万別だということまで前回お話ししました。
 例えば、大急ぎで勉強をする必要に迫られている人は、「朝だけ勉強しよう」とか、「一日○時間だけ勉強しよう」などという悠長なことは言っていられないはずです。難関資格や難関受験勉強をするのに「一日○○分」の勉強なんて、ヘソが茶を沸かします。時間が足りなければ、朝から晩まで10時間以上、ときには睡眠時間も削って勉強しなければならないかもしれません👀

 本格的な勉強は、「やらなければならないものをやる」という作業を正しく行うだけで、多大な時間がかかります。
 元来、「自分が持ちうる、ありったけの時間を使って、月単位・年単位の時間がかかる」というシロモノなのです🚩

 よって、「時間のコントロール」の原則は至極単純なもので、「自分の集中力が維持できる限り、ありったけの時間を使う」ということに過ぎません。

 最初期に述べている通り、当サイトの勉強法は「試験のための勉強」を、まずはターゲットにしていますから、特にこれが原則であるという認識をしておくべきです👊
 受験勉強中の学生が豊富な時間をふんだんに使うのはもちろんですが、社会人が資格等を目指して勉強をするなら、さらにその重要性は顕著になります。とにかく空いた時間を寄せ集めて、ありったけの時間を確保しなければ、まともな勉強することなどほとんど不可能でしょう。

 ですから、例えば、「通勤通学の電車の中で暗記チェックをする」とか、「CD学習をする」といった細かな「時間のコントロール」の仕方も、全てこの原則に合致します。「ありったけの時間を使いたいから、通勤通学の時間も無駄にしたくない」という気持ちから、必然的に導き出されるのです💨別にそれは、「テクニック」として紹介されるべきハイカラなものでは全くありません。


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