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2017年06月24日

第193回暗記法51〜暗記の指標〜

 小林麻央さんついに亡くなってしまいましたね・・・。彼女は、「若年者の癌死」として想定できる範囲内では、「もっとも幸せな亡くなり方」をしたとは思いますが。芸能人では、坂井泉水さん以来のインパクトの大きな死です。
 毎日を大切に生きないといけないと、改めて思わされますねm(_ _)m

 さて、MANAVIEはβ版から正式版への移行段階における開発の最終段階に入っております!現時点でも「完全なβ版」として、ほぼ不自由なく使用可能となっておりますので、適宜ご活用いただければ幸いです✋
 MANAVIEスタート関連の記事連載は一段落つきましたので、しばらくまた普通の更新に戻ることにしましょう💡
 今回は、ついに「暗記法」の最終回です❗

 「暗記法」の締めくくりは、「理解法」と同様、目標を正確に把握するための「暗記の指標を示します。
 といっても、ここまで読み進めてきた方にとっては、その内容は単純明快です。つまり、「理解」の段階では「対象を見ながらでよいので、先生になったつもりで、声に出して説明できる」ということでしたから、「暗記」の場合は、「対象を見ないで、先生になったつもりで、声に出して説明できる」ということが最善の指標になるわけです👊
 その他の注意事項は、「理解」において説明したことと変わりありません。すなわち、「説明する範囲は、『節・項』または『強調されている単語』に対し『〜とは?』という問いかけをすることで区切る」ということになります。

 暗記事項に関しては、通常の教材も重要な単語やフレーズを太字にしたり、色を変えて記したりと工夫をしていると思います。それらを、一問一答形式で答えられるようにするとか、シートなどで隠して穴埋めができるようにするということも大変有用なことです。まずは、誰しもがそのレベルに向けて「暗記」の努力をします👓
 しかし、残念ながら、そのように語句レベルで留まるようなものは、決して「一流の暗記レベル」ではありません。世にいう成績優秀者は、それぐらいでは暗記の歩みを止めていないのです。すると、それを「暗記」のゴールだと勘違いしまった人が、彼等に太刀打ちできるはずはありません。
 単に「重要単語やフレーズを覚えている」ということと、「それらに関して、先生になったつもりで、声に出して説明できる」ということの違いが学業成績の差に結びつくのは、明らかなことです。前者は、何の捻りもなく暗記知識を答えさせるだけの問題や、素直な選択肢の択一問題くらいならば正解することができますが、上手に目先を変えられてしまうと、もはや力が及びません。一方、「説明できる」ということは、当然その暗記事項に関する「理解」も十二分に達成できているわけですし、それ故、単に暗記知識を答えるだけではない「応用問題」などにも通用する力がついている可能性が高く、結果として得点の差となるのです🚩

 もちろん、「対象を見ないで」これを実現することが大変な困難な道のりであることは確かです。こなすべき勉強の分量や目指す試験の難易度にもよりますが、それが膨大かつ難関なものであれば、一流の成績優秀者でも所用時間内に達成することが困難を極めることもしばしばです。しかし、それでも彼等は、持ちうる時間をめいっぱい使って、試験直前ギリギリまでその完成に向かって努力をし続けます。ですから、どんな人も、少なくともその「正しいゴール」を知っておくことだけは絶対に必要です。さもないと、「目標を見誤ったせいで勝負にならない」という事態に陥ってしまうでしょう💥
 「理解」の際は、「対象を見てもよい」ため、全ての人がそのレベルに到達することを強く推奨しました。ただし、こちらの「暗記」のほうは個人の「スペック」の差がかなり影響します。やれそうな人は是非全力を尽くしてトライしていただきたいのですが、「学習者は全員このレベルまで到達せよ!」という無茶な要求をして、大量の挫折者を生んでしまうことは、さすがに自粛しなければなりません。
 そこで、そのニュアンスを込めて少し柔らかめにまとめると、「‘なるべく’対象を見ないで、先生になったつもりで、声に出して説明できる」ということに落ち着くというわけです♨


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2017年03月18日

第192回暗記法50〜想起2〜

 もうそろそろ新年度ですね!新しい出会いの季節には、いつもワクワクします💕

 さて、問題は「暗記事項の多くは、日常生活でなかなか経験する機会がない」ということです💦
 例えば、算数の「つるかめ算」を日常生活で使うことはそうそう頻繁には起りません。普通に考えて、それを「経験」できるのは、学校や塾で算数を習っているときだけです。
 当然、「dog=犬」といったレベルのものに比べて、圧倒的に「思い出す経験」が少なくなってしまいますから、比較的忘れやすい知識になるわけです🐶

 すると、この問題の解決策は一つしかありません。
 すなわち、「思い出すための経験の場を、人工的に設定する」ということです💡本来、日常生活でめったに経験できないような事柄を、限られた時間内になるべくたくさん「思い出す経験」をするためには、そのような機会を無理矢理自分で設けるしかないのです👊

 それでは、具体的にどのような作業をして、「思い出す経験」をすればよいのでしょうか。その答えを想像するのは難しくありません。
 第一に、「再び対象を見直す」ということがあります。つまり、暗記事項そのものを何度も見てしまえばよいのです。もちろん、聞いたり読んだりするのでも構いません。これは厳密にいうと、「想起」のうちの「再認」というものに相当します。「再認」とは、「直接の手がかりがある場合の想起」です。すなわち、まさに「dog=犬」というような、「答え」そのものを見て「あぁ、それね」と思い出すことです👀

 第二に、「その暗記事項を導き出す」ということがあります。これは、専門的には、「想起」のうちの「再生」というものに相当します。「再生」とは、「連想により情報を思い出す場合の想起」です👓
 先例との違いは、「答え」が隠れていることです。つまり、「ワンワンと鳴く四足の動物」と言われれば、この質問自体に「犬」という「答え」は含まれていませんが、「あ、犬のことだ!」とわかるといった形になります。これは、勉強の世界においては、まさに「問題演習などを通じてアウトプットする」ということに相当します。
 この後者の「アウトプットを通じて暗記する」という手法に関しては、「アウトプット」の項目で詳しく取りあげることにします🚩


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2017年03月11日

第191回暗記法49〜想起1〜

 確定申告も終わり、ハッピーです(笑)。仕事が捗ります👊

 ここから、「暗記を助ける手法」としては最後の、「想起」による暗記手法を分析していきます。

 突然の質問になりますが、皆さんは、「dog」という英単語の意味を知っているでしょうか。大半の人は、「犬」だと知っているはずです🐶では、どうして皆さんは「dog=犬」だと知っているのでしょう?
 かつて、「dog=犬」という単語を、わざわざこれまで示してきたような「暗記法」に従って意識的に覚えた経験など、おそらくないと思います。物心ついてから、なんとなく「dog=犬」という対応を知るというイベントがあったであろうことは確実ですが、その後とりたててその「暗記」を維持する努力をしてきたということもないはずです♨
 それでも、どうして覚えているのかというと、一番近い答えは「当たり前だから」ということになります。では、なぜ「当たり前」と言えるのかというと、「dog=犬」ということを認識するイベントが日常生活において何度も何度も経験できるからです。
 テレビやインターネットで「dog」と出てきたり、近所の犬小屋の前に「dog」と記されてあったり、学校の授業で出てきたり、「ドッグフード」とか「ブルドッグ」という言葉があったり・・・そのようなイベントは日常茶飯事です。💨
 これは、「記憶」の過程の中では「想起」に相当します。特に気合も入れずに「記銘→保持」という段階まで来てしまって、そのまま放っておいたら忘れてしまうという状況でも、再認識のイベントが高頻度に起って、その事柄を「思い出す」ことによって、「保持」における優先順序が高いものへとなっていくのです💡

 つまり、「暗記」を確実なものとするためには、「そんなことは常識として知っているよ」と苦笑しながら言えてしまうようなレベルにまで、それを「思い出す」という「経験」をするということが大切な手法になります✋
 諺で「習うより、慣れろ」とはよく言ったもので、このことを指南しているのです👓

 一般的に「暗記」というと、「頭の中に入れ込む」という印象が強いと思いますが、それだけでは実は片手落ちであり、本当に頭に定着させるには「思い出す」というステップが欠かせません
 「暗記の仕上げは経験である」ということを、肝に銘じておきましょう🚩


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2017年03月04日

第190回暗記法48〜その他の「理解して暗記する」手法2〜

 全国の書店に、「Dr.とらますくの採血&静脈ルート確保手技マスターノート」、もう並んでいると思います🚩
 4月医療関係者としてデビューする予定の方には、是非お役立てください(*^^)

 さて、「理解をして暗記する」という手法をとることは、優れた知識の「保持」に繋がるということが明らかにされていますが、メリットはそれだけに留まりません。これに関して、最後にまとめておきましょう👀
 例えば、前回までに挙げてきたような「グループ化すべき知識」に関しては、「グループ内での区別や整理ができているかどうか」が試験で問われやすいことは明らかです。すなわち、「turn A( )の括弧内を埋めよ」というような問題は、受験生が混乱して間違えやすいところなのですから、出題者が好んで出すに決まっています💣
 さらに、「理屈をつけて派生させる知識」に関しては、試験で点差がつきやすい「考察問題」・「試行錯誤させる問題」・「論述問題」・「応用問題」などで積極的に問われます。
 ただ単に、一問一答形式的に丸暗記知識を吐き出すだけでは太刀打ちできないような問題も、「暗記」と「理解」の両方を交える訓練を積むことによって、解決しやすくなるはずです⤴これも、「手法理論」で「応用」が一ランク上のものであったことから、おわかりいただけると思います💡

 このように、「保持」にも優れる上に、当該知識が試験でも特に役立つ性質を持っているというのであれば、もはやこれを活用しないという選択肢はありえません❗
 繰り返しになりますが、それだからこそ「理解して暗記する」というやり方は、手法の中では群を抜いて大切なものなのです。なるべく広い範囲に、「理解をして暗記する」という手法を適用するように意識しながら、勉強に取り組んでください👊


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2017年02月04日

第189回暗記法47〜その他の「理解して暗記する」手法1〜

 この季節は、事務手続き関係の仕事が多くてたまりませんね(T_T)

 ここまでで、「理解をして暗記する」という手法のメインのものは、概ね出揃いましたね✋
 ただし、「理解法」で出てきた通り、「理解」を上手にするための工夫は他にもあります。
 具体的には、「順番の意識」・「具現化する」・「パーツに分解する」といったものがありました👀
 
 これらは、本来は「理解」のための工夫ですが、結局「理解」を上手にすることによって、間接的に「暗記」も助けることができます。つまり、いかなる「理解」の手法も全ては「暗記」に役立つのです🚩

 ちなみに、「具現化する」ということの中には「図、絵、表などを利用する」というものも含まれていました。つまり、「注意を向けて暗記する」の項目で述べた通り、「イメージ」は「暗記」にも直接役立つし、「理解」を通して間接的にも役立つということになります👊
 例えば、「チャンキング」という暗記手法があります。これは、複数の記憶をまとめて1つの記憶にすることであり、「犬」と「猫」について覚えたいときは「犬と猫がじゃれ合っている様子」というように考えます。
 つまり、「様子」という「イメージ」を用いて印象を強くする一方で、その「様子」が「犬」と「猫」のグループ化をし、かつ「じゃれ合う」というストーリー性を持たせることで「理解」の面からも「暗記」を支持しているというわけです💡


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