2017年03月18日

第192回暗記法50〜想起2〜

 もうそろそろ新年度ですね!新しい出会いの季節には、いつもワクワクします💕

 さて、問題は「暗記事項の多くは、日常生活でなかなか経験する機会がない」ということです💦
 例えば、算数の「つるかめ算」を日常生活で使うことはそうそう頻繁には起りません。普通に考えて、それを「経験」できるのは、学校や塾で算数を習っているときだけです。
 当然、「dog=犬」といったレベルのものに比べて、圧倒的に「思い出す経験」が少なくなってしまいますから、比較的忘れやすい知識になるわけです🐶

 すると、この問題の解決策は一つしかありません。
 すなわち、「思い出すための経験の場を、人工的に設定する」ということです💡本来、日常生活でめったに経験できないような事柄を、限られた時間内になるべくたくさん「思い出す経験」をするためには、そのような機会を無理矢理自分で設けるしかないのです👊

 それでは、具体的にどのような作業をして、「思い出す経験」をすればよいのでしょうか。その答えを想像するのは難しくありません。
 第一に、「再び対象を見直す」ということがあります。つまり、暗記事項そのものを何度も見てしまえばよいのです。もちろん、聞いたり読んだりするのでも構いません。これは厳密にいうと、「想起」のうちの「再認」というものに相当します。「再認」とは、「直接の手がかりがある場合の想起」です。すなわち、まさに「dog=犬」というような、「答え」そのものを見て「あぁ、それね」と思い出すことです👀

 第二に、「その暗記事項を導き出す」ということがあります。これは、専門的には、「想起」のうちの「再生」というものに相当します。「再生」とは、「連想により情報を思い出す場合の想起」です👓
 先例との違いは、「答え」が隠れていることです。つまり、「ワンワンと鳴く四足の動物」と言われれば、この質問自体に「犬」という「答え」は含まれていませんが、「あ、犬のことだ!」とわかるといった形になります。これは、勉強の世界においては、まさに「問題演習などを通じてアウトプットする」ということに相当します。
 この後者の「アウトプットを通じて暗記する」という手法に関しては、「アウトプット」の項目で詳しく取りあげることにします🚩


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2017年03月11日

第191回暗記法49〜想起1〜

 確定申告も終わり、ハッピーです(笑)。仕事が捗ります👊

 ここから、「暗記を助ける手法」としては最後の、「想起」による暗記手法を分析していきます。

 突然の質問になりますが、皆さんは、「dog」という英単語の意味を知っているでしょうか。大半の人は、「犬」だと知っているはずです🐶では、どうして皆さんは「dog=犬」だと知っているのでしょう?
 かつて、「dog=犬」という単語を、わざわざこれまで示してきたような「暗記法」に従って意識的に覚えた経験など、おそらくないと思います。物心ついてから、なんとなく「dog=犬」という対応を知るというイベントがあったであろうことは確実ですが、その後とりたててその「暗記」を維持する努力をしてきたということもないはずです♨
 それでも、どうして覚えているのかというと、一番近い答えは「当たり前だから」ということになります。では、なぜ「当たり前」と言えるのかというと、「dog=犬」ということを認識するイベントが日常生活において何度も何度も経験できるからです。
 テレビやインターネットで「dog」と出てきたり、近所の犬小屋の前に「dog」と記されてあったり、学校の授業で出てきたり、「ドッグフード」とか「ブルドッグ」という言葉があったり・・・そのようなイベントは日常茶飯事です。💨
 これは、「記憶」の過程の中では「想起」に相当します。特に気合も入れずに「記銘→保持」という段階まで来てしまって、そのまま放っておいたら忘れてしまうという状況でも、再認識のイベントが高頻度に起って、その事柄を「思い出す」ことによって、「保持」における優先順序が高いものへとなっていくのです💡

 つまり、「暗記」を確実なものとするためには、「そんなことは常識として知っているよ」と苦笑しながら言えてしまうようなレベルにまで、それを「思い出す」という「経験」をするということが大切な手法になります✋
 諺で「習うより、慣れろ」とはよく言ったもので、このことを指南しているのです👓

 一般的に「暗記」というと、「頭の中に入れ込む」という印象が強いと思いますが、それだけでは実は片手落ちであり、本当に頭に定着させるには「思い出す」というステップが欠かせません
 「暗記の仕上げは経験である」ということを、肝に銘じておきましょう🚩


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2017年03月04日

第190回暗記法48〜その他の「理解して暗記する」手法2〜

 全国の書店に、「Dr.とらますくの採血&静脈ルート確保手技マスターノート」、もう並んでいると思います🚩
 4月医療関係者としてデビューする予定の方には、是非お役立てください(*^^)

 さて、「理解をして暗記する」という手法をとることは、優れた知識の「保持」に繋がるということが明らかにされていますが、メリットはそれだけに留まりません。これに関して、最後にまとめておきましょう👀
 例えば、前回までに挙げてきたような「グループ化すべき知識」に関しては、「グループ内での区別や整理ができているかどうか」が試験で問われやすいことは明らかです。すなわち、「turn A( )の括弧内を埋めよ」というような問題は、受験生が混乱して間違えやすいところなのですから、出題者が好んで出すに決まっています💣
 さらに、「理屈をつけて派生させる知識」に関しては、試験で点差がつきやすい「考察問題」・「試行錯誤させる問題」・「論述問題」・「応用問題」などで積極的に問われます。
 ただ単に、一問一答形式的に丸暗記知識を吐き出すだけでは太刀打ちできないような問題も、「暗記」と「理解」の両方を交える訓練を積むことによって、解決しやすくなるはずです⤴これも、「手法理論」で「応用」が一ランク上のものであったことから、おわかりいただけると思います💡

 このように、「保持」にも優れる上に、当該知識が試験でも特に役立つ性質を持っているというのであれば、もはやこれを活用しないという選択肢はありえません❗
 繰り返しになりますが、それだからこそ「理解して暗記する」というやり方は、手法の中では群を抜いて大切なものなのです。なるべく広い範囲に、「理解をして暗記する」という手法を適用するように意識しながら、勉強に取り組んでください👊


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2017年02月04日

第189回暗記法47〜その他の「理解して暗記する」手法1〜

 この季節は、事務手続き関係の仕事が多くてたまりませんね(T_T)

 ここまでで、「理解をして暗記する」という手法のメインのものは、概ね出揃いましたね✋
 ただし、「理解法」で出てきた通り、「理解」を上手にするための工夫は他にもあります。
 具体的には、「順番の意識」・「具現化する」・「パーツに分解する」といったものがありました👀
 
 これらは、本来は「理解」のための工夫ですが、結局「理解」を上手にすることによって、間接的に「暗記」も助けることができます。つまり、いかなる「理解」の手法も全ては「暗記」に役立つのです🚩

 ちなみに、「具現化する」ということの中には「図、絵、表などを利用する」というものも含まれていました。つまり、「注意を向けて暗記する」の項目で述べた通り、「イメージ」は「暗記」にも直接役立つし、「理解」を通して間接的にも役立つということになります👊
 例えば、「チャンキング」という暗記手法があります。これは、複数の記憶をまとめて1つの記憶にすることであり、「犬」と「猫」について覚えたいときは「犬と猫がじゃれ合っている様子」というように考えます。
 つまり、「様子」という「イメージ」を用いて印象を強くする一方で、その「様子」が「犬」と「猫」のグループ化をし、かつ「じゃれ合う」というストーリー性を持たせることで「理解」の面からも「暗記」を支持しているというわけです💡


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2017年01月28日

第188回暗記法46〜語呂合わせ3〜

 タイプ1とタイプ2両方の特徴を兼ね揃えた、傑作の「語呂合わせ」も存在することは想像に難くありません。最後にそれを見てみましょう👀
 グループ化した知識が一挙に覚えられる上に、「語呂」自体にストーリー性があって印象に残りやすいのですから、文句はありません。前回、タイプ1で無理をして優秀でない例を挙げたので、ここで汚名返上しましょう。
goro3.png

 歴史的に名高い「語呂合わせ」は、長年の淘汰の結果、特に暗記しやすいものが残されていますので、タイプ2か、タイプ1とタイプ2両方の特徴を兼ね揃えるものがほとんどです👊

 以上のようにみると、「語呂合わせ」が「理解をして暗記する」というカテゴリに含まれるのは、至極真っ当なことであるということがわかります。
 既製品の「語呂合わせ」を使用することはもちろんですが、自分でオリジナルのものを作る際にも、是非このような特徴に注意するとよいと思います🚩

 勉強内容の全部が全部を、このような「語呂合わせ」で処理することはさすがにできません。しかし、通常の暗記法ではなかなか手が届かないちょっとした事柄を覚えるときなど、「痒いところを掻いてくれる」頼もしい存在といえるでしょう💡


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