2012年05月29日

第77回スペック1〜才能の分析〜

 新章突入ですグッド(上向き矢印)なお、トップページに新たなテキストリンクを設置しました。
 

 今回から、「スペック」をみていきます。理論式の中では、以下の反転部分に相当します。
spec.bmp

 「スペック」というお洒落な言い方をしいますが、要は「頭のよさ」とか「才能」のことですひらめき
 「頭が元々よい人は、勉強の進みも速い」ということは周知の事実ですが、それはどうしてでしょうか。例えば、「暗記力に差があるからだ」という意見が挙がるかもしれません。物を覚える速さと効率に優れるから、勉強の実力もよく伸びるのだというわけですが、もちろんこれは正解の一つです。
 ただし、「暗記力」が才能の全てというはずはありませんから、他にも何個か種類があることになります。しばらくは、これらを整理していくことになります眼鏡

 このように「スペック」を分析していくのには、いくつか理由があります。「頭の良し悪しは生まれつきのもので、変えようがないから、考える意味がない」という主張は一理ありますが、やや軽率です。

 第一に、自分自身の「スペック」を把握することで、勉強の力点の置き方等を工夫できるようになります。
 つまり、例えば「暗記力はダメだが、理解力はある」とまで解析できれば、それに応じて「暗記に時間をかける」というような工夫ができるようになるわけです。自分の才能のうちの何が優れ、何が劣るかが有耶無耶ではこのようにはいきません位置情報ともすれば、「頭が悪いから」といって、簡単に努力を放棄してしまう人や、頑張ってはいても方向性が誤っているために結果が伴わない人が現れてしまうでしょう。

 第二に、いずれ「手法」の分析をしていくに先立って、丁度よい導入になりますバー
 分析の中で登場する「スペック」の各要素は、それぞれに対応した手法論と密接に関わってくるため、前もってこれを分析しておくことは有用なのです。この点に関しては、「手法」に入るまで楽しみに待っていてください。


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2012年06月02日

第78回スペック2〜理解力1〜

 松井秀喜選手が頑張っていますね野球

 では、勉強に関わる才能を考えていきましょう。諸説あるところかとは思いますが、本サイトでは4つの能力に分けてみていくことにします。
 まず扱うのは、一つ目の「理解力」ですひらめきその名の通り、「理解する力」のことを指します。

 皆さんは、勉強をするとき、まずは教材の記述を読むはずです。その際、最初にすることはなんでしょうか?
 それは「理解する」ということです手(チョキ)
 せっかく重要な事実が書かれているのに、それを理解できずに意味がわからなかったら、読んでいないのと実質的に同じことになってしまいます。講義や授業も同様です。人の話を聞いてもチンプンカンプンなのであれば、話を聞いていないのと同じですから、成績も上がるはずがありません。
 このように、「理解力」という才能は、勉強において、まず一番目に必須となる能力といえるでしょう次項有

 「いや、理解できなくたって、丸暗記してしまえばいい。試験で点数を取るだけだったらそれで十分だ」という主張があるかもしれません。確かに、次で扱う「暗記力」が優れていれば、ある程度の代替が利くことは事実です。しかし、それは決して完璧なものにはなりませんから、やはり全面的な賛成はしかねますちっ(怒った顔)
 第一に、分量が多い場合に通用しません。分厚い辞書を一発で何冊も覚えてしまうぐらいの曲芸ができればいいですが、そんな人はまず存在しないはずです。難関受験、難関資格試験などの勉強量は、とてもではありませんが、丸暗記だけでは処理できないのです。
 第二に、暗記だけで勉強の全てを語ろうと思えば、「知識はあっても、使い方がわからない」といったような、多くの弊害が生まれるでしょう。これは成績が伸びないことはもちろんですが、これまでに述べてきた「広義の教養・学問」にも反することです。

 以上いずれのケースにおいても、「暗記力」をサポートするものが必要であり、「理解力」はその筆頭候補でもあります。単にお経を唱えるように、意味もわからず覚えようとするのではなく、「なるほど」という裏付けが自分の中でできる力が必要なのです音楽


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2012年06月09日

第80回スペック4〜暗記力1〜

 日本代表のサッカーは、本当に強くなりましたね!サッカー

 次は「暗記力」です。つまり、「物を記憶する力」のことです。
 勉強のプロセスにおいて、基本的には「理解する」ということの次に、「暗記する」という作業が来ます。当然、好成績を目指すには必須の能力といえるでしょう。

 「暗記力」は、「体よく無難に勉強し、成績を上げる」には、「理解力」を凌駕して、最も重要である場合があります。第78回でも、「理解できなくても、丸暗記できればいい」という主張に一理あることを認めました。
 無論、それだけでは通用しないことも多い不十分な考え方ではあるのですが、裏を返すと、多少ならそれで通用してしまう部分もあるわけです。実際、皆さんの周りにも、「丸暗記スタイル」でそれなりの成績をあげている人も存在するかもしれません。

 また、勉強の分野の中には、理屈も何もなく「丸暗記」せざるを得ないものが存在します。
 例えば、英単語を覚えるときに「犬=dog」という訳をみて、「なぜ、犬はdogと訳されるのか」などという背景や筋道を理解しようとする人はいないはずです。「英語では犬をdogと呼ぶ」というただそれだけの事実しか存在しません。つまり、「理解する」という作業がそもそも必要ないこともあるのです。

 以上より、「暗記力」は「理解力」と並んで「勉強に必要な才能の二大巨頭」と呼ぶに相応しいものであるといえるでしょう。


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2012年06月11日

第81回スペック5〜暗記力2〜

 プロ野球の交流戦がアツいですね!野球 

 「暗記力」が重要な才能であることは、誰でも多少なりともわかっていることだと思います。つまり、「理解力」と違って「盲点」というわけではありません。しかし、それでも、やはり問題点はあります。
 それは、「暗記すること」が大半の人にとって辛いものであるため、現実逃避される結果、「暗記が嫌い」であることと「暗記力がない」ということが混同されてしまいがちであることですあせあせ(飛び散る汗)

 どんな人も、好きな趣味や遊びに関することだったら、十二分に「物知り」なはずです。つまり、「暗記力」が勉強に向けられていないだけで、大半の人は勉強するのにも十分な「暗記力」を隠し持っているのです。
 それを、「暗記が嫌い」というだけで否定するのは百害あって一利ありません。まずは、感情論を排除して、冷静に自分の「暗記力」を見つめ直してみましょう。きっと、申し分ない「暗記力」があなたにもあるはずですグッド(上向き矢印)

 少なくとも、管理人がかつて指導してきた学生達の中では、当初どれだけ本人が「暗記が苦手」と主張しても、最終的に受験でにっちもさっちもいかないままで終わったことはなかったですよパンチ


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2012年06月16日

第83回スペック7〜継続力2〜

 いよいよ、梅雨入りですね〜雨

 さて、「継続力」は、次の二通りの意味にわけて考えるほうがいいと思いますひらめき

 一つは、「継続それ自体をする力」という意味です。つまり、一般的に言われるところの「努力できる才能」と同じようなものですね時計
 「毎日勉強する」とか、「最初から最後までやり抜く」というためには、やり方の上手い下手に関係なく、要は「根性」が最も重要です。どんなにヘタクソな勉強の仕方をしたって、この「努力できる才能」さえあれば、曲がりなりにもやり抜くことは可能です。

 もう一つは、「より上手に継続をする力」という意味合いです眼鏡辛い勉強を、なんとか上手に工夫してその辛さを緩和しながら進めていく力、もしくは、勉強の順序立てや反復の仕方をより効率的なものとする力があれば、さらに成績上昇が見込めるはずです。やはり、勉強が得意な人には、本能的にこのような力が備わっているようです。

 「継続力」が大切なことは大半の人が認識していると思いますが、「継続」は、「暗記」と同様、基本的に「辛いもの」として認識されることが多いため、やはり目を背けられがちであることは否めませんふらふら
 「継続力」は、勉強に限らず「地味ではあるが、やっぱり不可欠なもの」です。スポーツでもアートでもその重要性は変わりません。しばしば「努力できる才能(≒継続力)が、一番の才能」といわれる理由、そして「継続は力なり」の諺の所以はここにありますグッド(上向き矢印)


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