2011年12月03日

第35回勉強量1〜危険な自己判断〜

 完全に冬っぽくなって参りました雪あせあせ(飛び散る汗)

 前回までで、「時間」については終了です。今回から、しばらくの間分析していくのは、勉強量が具体的にどれくらいであるかということです。理論式の中では、以下の反転部分に相当します。
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 前トピックの「時間」と比較して、本トピックの「勉強量」は、その見積もりを誤るケースが遥かに多いため、厳重な注意が必要ですむかっ(怒り)
 まず、わかりやすい例で考えてみましょう。大学受験を目指す人が、「中学レベルの内容は完璧だ」といって満足していたらどうでしょうか。これは、明らかにまずいとわかるはずです。他の点でいくら優れていようと、「どれくらい勉強するのか」という目標を勘違いしたらどうしようもないのですたらーっ(汗)
 このような極端な例を鼻で笑った方もいるかもしれませんが、現実は真逆です。例えば、何か教材を渡されて、内容を暗記するよう指示されたとき、勝手に「赤字や太字のところだけでいいや」とか、「ここは試験に出ないだろう」などと判断したりしていないでしょうか?もしくは、最初から100%暗記することを放棄して、「80%くらい覚えられれば十分だろう」などと考えていないでしょうか。ほとんどの人は、多かれ少なかれ心当たりがあるはずです爆弾

 これがまさに、非常に危険な「自己判断でハードルを下げてしまった」という瞬間ですどんっ(衝撃)本質的には、中学レベルで満足している大学受験生と違いはありません。このように勝手にハードルを下げてしまい、ハナから勝負になっていないという状況は、成績不振者の大半に当てはまるといっても過言ではありません。
 経験的にも、外から眺めていて「その程度の勉強で○○試験に合格できるとでも思っているの?」と感じてしまう人は、山ほど存在します。逆に、成績優秀者とは、その「勉強量の見積もり」が総じて高く、これを目標に勉強する人であるともいえるのです。


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2011年12月10日

第36回勉強量2〜勉強量の分析〜

 忘年会シーズンですねビール

 正しい「勉強量」を知った上で努力して、それを達成できないのなら、仕方がありませんし、諦めもつきます。しかし、逆に、そこで意図せず道をはずしてしまっては、悔やんでも悔やみきれません。
 本来は、その分析力も含めて「実力」ということになるわけですが、せっかく縁あって本サイトを訪れたのですから、その点でつまずいてはいられませんパンチ

 さて、これからは、その「勉強量」を正しく分析していくわけですが、当然、これは各個人の目標や、実力レベルによって千差万別のものです。ですから、例えば「司法試験で必要な勉強量」というように、限定的な領域の分析だけをここで行っても意味がありません。普遍的な勉強法として扱うべき内容は、如何なる状況でも必ず等しく通用する「原理原則」や「セオリー」ですひらめき
 その際、やはり重要なのは、信頼できる客観的な指標を用いることです。「とにかくたくさん、一生懸命勉強しなさい」と言われても、途方に暮れてしまうでしょう。そのような漠然とした概念ではなくて、きちんと目に見える形で「○○を、××程度までやり込む」というくらいまで明確にしてやりたいところです次項有

 以上のような視点で、今後を読み進めていってください。


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2011年12月24日

第38回勉強量4〜教材単位で考える2〜

 クリスマス・イブなのに、この記事を読んでいる真面目なあなたには、きっとご利益があると思いますクリスマス

 二つ目のNGパターンは、教材は十分量あるとしても、各々をつまみ食いしているに過ぎないというものです。
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 人によっては、教材の数だけはむしろ過剰に揃えてあることすらあります。しかし、その教材がカバーする勉強範囲をやり切らずに、中途半端に手をつけるだけだと、結局トータルとしては穴ができてしまいますたらーっ(汗)

 前回と今回の2種類を組み合わせて、「持っている教材の数も不十分な上に、つまみ食いしかしていない」というのも、かなり多いケースです。もちろん、いずれも場合でも勝負になりません。

 さて、失敗例をみた後なら、正しい教材の選び方も自ずと見えてくるはずです。最後に、それを確認しておきましょう。
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 これほどシンプルな結論はありません。選んだ教材に漏らしなく手をつけるのであれば、試験範囲をカバーしきる必要十分量だけを集めればよいのですひらめきしかし、こんなに当たり前の原理を意識的に守れている人は多くありません。
 もちろん、これより多く教材を追加するぶんには構いません。しかし、それは、あくまでこの原理原則を遵守できる上で、さらに余力のある人に限っての話です。逆に、そうでない大半の人は、過剰な教材が手元にあることでかえって目先がチラつき、目標が見えづらくなります。そして、前述の失敗パターン2に陥るのです。
 まずは、「試験に合格するための、これ以上のこれ以下でもない量」を押さえることが肝心ですパンチ


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2011年12月31日

第39回勉強量5〜隅から隅まで〜

 大晦日なのに、この記事を読んでいる真面目なあなたには、きっとご利益があると思います(笑)では、よいお年を手(パー)

 前回までで、勉強量の基本コンセプトが決まりましたが、重要な注意事項があるので、それに言及していきます。

 「試験範囲をカバーしきる必要十分量」さえあれば、試験対策として間違いはありません。しかし、「選んだ教材に漏らしなく手をつけるのであれば」という前提条件は、改めて強調しておく必要がありますパンチ以前述べたように、同じく「この教材をやる」と決めても、「赤字や太字の部分しかやらない」といったように、勝手にハードルを下げてしまう人がいるからです。

 もう一度だけ確認します。選んだ教材は、「隅から隅までやる」というつもりでいてください演劇

 前回示した図からも明らかな通り、必要十分量で選んだ教材は、隅から隅までやり抜かなければ、理屈上、勉強量が必ず不足し、計画が破綻してしまうのです。
 世の中には「試験に出るところだけを勉強すればよい」という主張をする指導者がいます。それを勘違いして受け止め、勉強内容を下手に自己流に選別する人が後を絶ちませんが、それは大きな誤りです。
 先のように選んだ教材中に、「試験に出ないところ」など存在しません。教材を出す側だって、社運をかけて試験に出るところだけを絞り込んで、一つの「教材」という結晶として仕上げているのです。そこに無駄な記述など、一字一句とも存在しないと考えてください位置情報


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2012年01月14日

第41回勉強量7〜量を決める作法〜

 新内閣発足。個人的には、野田首相は有能なリーダーだと思うんですけどね目

 前回までで、勉強量決定のモデルはわかりました。しかし、各人が具体的にどう動けばよいのかはまだハッキリしません。誰しもが、正しく「必要十分量」の教材セットを選べるようにしてやる必要があります。
 そこで、今回から、若干回りくどくなってしまいますが、「お作法」という形で、その手順をご紹介したいと思います。イメージとしては、道路を渡るときに「右見て左見て、最後にもう一度右を見てから、手を挙げて渡る」といった形です信号多少面倒ですが、これに従っている限りは、注意力に優れる人も劣る人も、事故に遭わずに済むというわけです。
 この過程は、教材選択に自信がある人なら省略してもいいわけですが、それは大半の人には当てはまりません。また、仮に勉強が得意な人でも、たいした手間ではないのですから、一度はこの作法で確認をしてみてください。しばしば、危うい誤りをしていたことに気がつくはずです。
 少なくとも、管理人も高校生くらいまでは、今から考えればメチャクチャでしたあせあせ(飛び散る汗)

 作法において、最初に必要なことは「情報収集」です音楽「試験範囲をカバーしきる必要十分量」の情報を、なるべく正確に仕入れることこそが成功への第一歩になります。
 実際、ある試験を目指すとき、それを目指すのなら、○教材・△教材・×教材をやれば、まず問題ない」と世間一般的に認知されているオーソドックスな教材セットがきっとあるはずです。例えば、大学受験の数学を想定するならば、「網羅型の参考書一式(ex.チャート式)と、問題集一式(ex.一対一対応の演習)」と相場が決まっています。
 あくまで、「世間一般に知られているもの」で結構です。それは言い換えると、「市販の有名書籍教材」ということになります手(パー)
 世の中には、単に「教材」と言っても、多種多様なものがあります。例えば、学校や塾の教科書やプリント、市販教材、通信教育の教材、メディア教材・・・と、これまたキリがありません。
 この中で、最も質が安定している教材媒体が「市販の有名書籍教材」なのです。


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