
今回までが、「勉強法理論」になるわけですが、本トピックにおいて、改めて肝に銘じておいていただきたいのは、「手法」だけが「勉強法」なのではないということです

前述の理論式のごとく、大局観を持って勉強のトータルプランを立てようという意識を持っている人は、驚くほど少ないのが現実です。小学生や中学生では、まずほとんどいないと考えていいでしょう。高校生でも、ごく一握りの超優秀な学生に限られます。大学生〜社会人になると増えてはきますが、やはり貧弱である感は否めません

是非、ここで自分の勉強を振り返ってみてください。大局観なしにぼんやりと教材に手を付けるばかりで、結局、時間が足りずに勉強が不完全なまま試験を迎えざるをえない・・・といったような人は星の数ほどいるはずです。
「距離÷速さ=時間」が、解を一つしか持たない厳然たる数式であるのと同様に、勉強法における理論式にも「例外」や「奇跡」は存在しません。100kmの距離を時速50kmでは1時間で走れないのと同様に、理論式で矛盾の生じる勉強の仕方は100%成功しないのです

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