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2017年05月06日

MANAVIE〜良質な学習動画の選別〜

 連休も、もうすぐでお終いですね(;_;)別に、あまり休んでいるわけでもないのですが(笑)。

 manaveeの多様性ある講義は、ユニークな面もありましたが、収録の投げ出し・放置は常態化し、目に余る状態でした。
 「やっぱり教科書的な学習動画くらいは一通り揃っていないと、さすがに使えないよね」という認識が、誰しもにあったはずです。私がよく使う言葉では、「系統的・網羅的」でないと、なかなか役に立たないということです💧
 特に高校生レベルの範囲となってくると、かなり専門分化が進みますし、一つ一つの科目の分量も膨大になってきますから、食い散らかしコンテンツでは太刀打ちできません。
 一方で、この数年間をかけて、在野には力のあるWeb動画講師, 教育Youtuberがかなり増えてきていました。ですから、彼らが一同に集結すれば、一通りの「系統的・網羅的講義」を揃えることも十分に可能であったはずなのです。
 旧manaveeは、彼らを集約化していくには残念ながら力不足だったわけですが、その点、MANAVIEは頑張りましたよ👊

 私はmanaveeに出講していた時代から、manaveeとは無関係であってもWeb上で有力な活動をされている講師、それから独自サービス運営者の先生方とは、横のつながりを構築していました。個々の先生方にはそれぞれの思惑があって活動をされているわけですが、今回、MANAVIEを立ち上げるにあたって、コンセプトを説明して回り、ほとんどの方から多大な協力を得ることができたのです。
 数学講義のパイオニアである「やる気先生」に「てらtube」さん、社会科目の王者「Historia Mundi先生」、物理・化学のパイオニア「物理教師」さん、そしてアニメーション講義のパイオニアである「玉先生(Web玉塾)」などなど…皆さんが一度は耳にしたことがあるであろう、強力なWeb講師がMANAVIEには集結しています。
 残念ながら、ごく一握り、スタートアップ時点では協力を得られなかった著名なWeb講師の方もいらっしゃいましたが、在野フリーランスの有力Web講師に関していえば、90点レベルで集結を実現することができたと思います⤴
 もちろん、そのように一か所に有力な講師が集結することは、各々が孤立して存在しているよりはサービス全体としての利用価値が飛躍的に高まって生徒もよく集まるので、結果的に各講師自身にも便益があるのです✋

 この時点で、学習科目の系統的・網羅的講義に関してはひとまず一通り揃えることに成功しています(ないしは、2017年度内にその見込みが立っています)。概ね全科目について「柱」が通っている状態なので、間違いなく、サイトとして「使える」と認識してもらえると思います💨
 すぐには協力をいただけなかった有力Web講師の方々、そして、これから生まれてくるWeb講師の方々には、MANAVIEをより一層魅力的なサービスにしていくことで、出講先として惹きつける努力をしていきます👓

 逆に、Web上の好き放題取り散らかされているような、質の悪い動画の数々は、全て排除する方針とします。例えば、旧manaveeの動画の多くも、Youtube上には残骸が残っているのですが、安直にMANAVIEのインターフェースには組み込むことはしません。
 同様に、今後のコンテンツ成長戦略にも気を付けます。例えば、そのコンテンツ作成が、当該講師にとって処女作である場合、MANAVIEはいかなる場合も、撮影が完遂することを前提とした投稿開始を認めません。コンテンツ作成を自力で完遂させられることを見届けてから初めて、出講を審査します。「柱」がきちんと通っている状態からのスタートなので、むやみに焦る必要がないからです👀
 ですから、MANAVIE上で閲覧できる動画は、全て、系統性・網羅性に優れたコンテンツです🚩

 MANAVIEは以下のURLからどうぞ。
http://manavie.jp/

2017年05月02日

MANAVIE〜株式会社オーシャナイズと業務提携〜

 これから、MANAVIEの特徴・コンセプトを、何回かに分けて紹介していきます。
 まず連休に入る前に1つ✋

 MANAVIEは、当初は、とりあえず私一人で、低予算サイトとしてこじんまりとやろうと思っていました。
 その後、お金が溜まってきたら少しずつ拡張していければいいと思っていたのですが、まぁやはり一人だけでやるというのは、ちょっと荷が重すぎるというか、手に余る部分があったのは否めませんでした💦

 しかし、いざ運営を司ろうとする立場で色々と動き始めると、不思議な縁に恵まれるものなんですね。とあるホワイトナイトの登場により、最初から力のあるサイトとしてスタートを切ることができることになりました。
 それが、「株式会社オーシャナイズ」です🚩

 オーシャナイズは、「タダコピ」で特に有名な会社です。紙の裏に広告が載っていて、その代わりコピーが無料でできるという、大学生に人気の画期的なサービスですね💡
 オーシャナイズは、元はタダコピの着想で始まったベンチャーですが、既に10年のキャリアがあり、安定成長段階に入っている会社です。近年は、大学生向けアプリケーションの開発、大学生人材の活用イベント(UNIDOLなど)、また大学生周りのマーケティング領域に強みを発揮するIT企業として力を強めてきていました。
 ちょうど、オーシャナイズは、もともと大学生アルバイト人材の束をもっているので、彼らの力をうまく活用する形での教育領域への進出に興味を示していたのです👀

 オーシャナイズという企業は、タダコピという事業例からもわかる通り、「若者からはなるべくお金をとらない」というソリューションを好みます。また、強大な力に基づいて父権的にコンテンツを用意するというよりは、皆さんの力をどううまく融合して良いものをつくっていくか・・・ということに頭を使おうとする社風をもっています(「元気玉スタイル」)。
 もともと旧manaveeは、大学生人材を人海戦術的に使って「多様性」という価値を生み出していましたから、この再興という観点からも、オーシャナイズのスタイルはよくマッチしていると考えられました💨

 そんなわけで、目指す方向性、そしてスタッフの人間的な性質の近さ(社会的課題の解決を第一義的目標としていて、銭ゲバでない)、諸々の点において私と思惑が一致し、提携する運びになりました。
 他にも提携の話はないでもなかったのですが、特に「大学生人材の活用ができる」という点で、自分の思い描くビジョンとの親和性が高かったというのが、オーシャナイズとのパートナーシップを決断した最大のポイントです👓

 個人単独でのスタートの場合だったらありえなかった、お洒落なインターフェースやアグレッシブなサービス展開が早期段階から実現するのは、一重にオーシャナイズという企業体による力が大きいです。
 このように、MANAVIEは、体力のある有力な法人を巻き込んで運営されます。その点でも、ユーザーの皆さんの期待に応えやすいものになっていくと思います👊

 MANAVIEは以下のURLからどうぞ。
http://manavie.jp/

2017年04月30日

とらますく先生、「MANAVIE」やるってよ。

 重要な告知です。
 皆さんご存知の通り、無料系Web動画学習の旗手であったmanaveeが2017年3月31日をもって閉鎖となりました。終盤は何の強みもないサービスになり下がってしまっていたので、「閉鎖されては本当に困る」という人はそこまで多くなかったと思います。
 しかし、「つべこべ言わず、閲覧制限もなしに動画学習は完全無料」というサービスの需要や、社会的インフラとしての役割は必ず存在します。また、大学生人材の活用・大学生だからこそ出せる価値を発掘したという革新性も含め、「サイトがなくなるのは残念無念」という声が一部にあったことも事実です。
 実際、manaveeの失敗はモデルそれ自体の崩壊ではなく、ガバナンスの失敗による所が大きいという印象がありましたので、私自身もやはり「もったいない」と思っていました。

 そんな背景を踏まえて、今回、発表します。
 私が、新Webサービス「MANAVIE」をやります!!!



 (゚□゚;)ナンダッテー



 さて、どういう風の吹き回しか?以下、それを説明していきましょう。

 私は、過去に生物・英語と学習動画を供給してきて、科目のコンテンツ供給という点では一段落したと考えています。周囲がボヤボヤしているなら、数学をはじめ他の科目もやってやろうかと息巻いた時期もありましたが、現在、Web上には数多くの講師が存在しており、科目コンテンツも急速に充実してきています。
 ですから、そこに「私でなければ果たせない」ような役割はないと判断しました。

 一方で、Web上には、無料かつ有用でありながらも、各講師の様々な科目コンテンツがバラバラに存在してしまっています。それが、それらの利用価値が最大限に上がらない(もっと大きなポテンシャルを秘めているのに)大きな要因であり、喫緊に解決しなければいけない社会的課題であるという意識がありました。
 これらの問題を解決するためのものとしては、各講師の講義投稿プラットフォームとしてデザインされていたmanaveeが明らかに最も近い存在でした。ですから、manaveeには、その役割を期待していたのですが、残念ながら夢破れてしまいました。

 それなら、自分でやってやろうと。manaveeが果たせなかった夢、大人の力で実現してご覧にいれようというわけです。
 私は評論家ではありません。常に、ガチンコのプレイヤーでありたいと思っています。そうとなれば、答えは一つしかありません。

 自分自身が、「無料のWeb学習プラットフォーム」を手掛ける。

 2017年3月をもって「manavee」は閉鎖しました。この世からなくなりました。これと入れ替わる形で、私のプロデュースする「MANAVIE」がリリースされます!
 もちろんmanavee創業者の花房氏とも協議したのですが、種々の理由から「manaveeそれ自体の運営を譲る、引き継ぐ」という選択肢は最終的に棄却されました。まぁ、失敗のケジメはつけるということですね。
 ですから、「manavee」と「MANAVIE」はあくまで別ブランドです。一文字変えていますし、一見した感じが別物と認識されるように、あえてキャピタル(大文字)のタイトルにしました。読みや名前を寄せているのは、多分にmanaveeへのオマージュですが(名称を寄せることについても花房氏と協議済です)、運営スタッフは引き継がれておらず、全く新しく生まれるプロダクトです。
 MANAVIEは、manaveeの良かった点、悪かった点をきちんと踏まえつつ、一味も二味も改良を重ねて、かなり自信のあるビジョンをもっています。


 MANAVIEは以下のURLからどうぞ。
http://manavie.jp/

 この話は2016年の秋から準備をはじめたばかりのもので、開発期間が全く十分でなかったため、2017年4月末日時点では、β版(α版に近い)としての公開になります。
 まだまだ、直さなければいけない部分がたくさんあり、現在進行形で修正されていっているところです。2017年夏に正式版移行の予定ですので、それまでに完全体になるはずです。特にスマホへの最適化を優先したため、PCやタブレットで閲覧すると、レイアウト崩れなど至らない点が多いです。しばらくご容赦ください。
 しかし、間延びしすぎてしまうのもよくありません。現段階でも、一通りの授業動画を閲覧するという最低限の機能は実現されていますので、熱心なフォロワーさんに少しでも早く届けるという意図に基づき、ここに一般公開する方針としました。


 私自身、医師業と両立しながら、尋常でない仕事量で講義動画をはじめとする教育系コンテンツを世に送り出してきたという自負があります。リアルタイムでついてきた方なら、「とらますく先生なら、うまく運営してくれるかな」と思っていただけると思います。それに、実は私、元来「タクトを振る」ことのほうが得意分野だったりするのです。
 ご期待に沿えるよう今後も精進して参りますので、よろしくお願いします。

 最後にもう一度。MANAVIEはこちらです!
http://manavie.jp/

 MANAVIEのコンセプトの詳しい解説は、次回以後、順次行っていきます。

2016年09月13日

学びエイドの重厚な正攻法

 新版生物講座は、もちろんYoutubeアカウントにも公開しているのですが、2016年9月から「学びエイド」への出講を開始しました。
 前回、「今後注目すべきWeb学習動画サービスについて」と宣言しましたので、それについて書きます。その対象が「学びエイド」なのです💡
 ちなみに、私は「manaveeがなくなるから学びエイドに出す」というロジックで動いたわけではないです。学びエイドさんと接触があったのは、manavee終了宣言よりも時系列的に前ですし、何と言っても学びエイドは「講師が出したいから出す」というフリーパスの仕組みではありませんので。

 学びエイドは、2015年の秋にβ版公開というスタートでしたので、Web学習動画サービスの中では結構後発の部類に入ります。
 多くの業界人は「今さらどうするんだ」と思った(そして、人によっては2016年現時点でも、思っている)かもしれませんが、ところがどっこい、おそらくこのサービスが、近い将来、業界覇者になるであろうというのが、私の予想です💨
 Webにおけるビジネスモデルって、たくさんあるようにみえますが、「お金を稼ぐ」という観点でまとめると、実はすごくシンプルなんですね。広告収益、月額課金/プレミアム課金(フリーミアム課金)、プラットフォームとしての収益・・・こんな程度しかありません。

 Web学習動画サービス界においては、そもそもスタディサプリをはじめとする「一律月額課金」というモデル自体が(manavee毒針などによって)あまりうまくいっていないという経緯が既にあるわけですから、理性的に考えれば「フリーミアム(月額)課金」が、正解になります。フリーミアムというのは、一番基本のサービスは無料で、より付加価値のついた機能の利用には料金がかかるモデルのことです。
 この結論を導き出すこと自体は決して難しいことではない(学生ビジコンでも出せる解だと思います)のですが、いざ実践するとなると、いろいろな理由で口で言うほどには簡単ではないというのが現実世界なわけです。スタッフの能力や情熱、人脈や優秀な協力者・・・要は、経営に必要な要素であるヒト・モノ・カネ全てが良好に揃って、はじめて「よき実現」が可能なのです。こうした要素が一部でも欠けている企業体は、サービスをローンチすること自体は可能であっても、最終的に、より良好な経営要素を兼ね揃えている企業体に敗れる可能性が高まります。
 すると、「Web動画学習のフリーミアム(月額)課金」という王道解を、今度は「誰が」、「最も早く」、「正確に」、「最も上手に」やるのかという問題になるわけですが、まぁその最優秀解答を出した(出すであろう)と思われるのが、他ならぬ学びエイドだというわけです👊

 世の中には、リクルート以外にも、旧来の予備校が進出してきたネットサービス等がたくさんあるわけですが、どれも「フリーミアム(月額)課金」というモデルに本気で取り組んでいるかというと、そうではありませんでした。基本的には、自社コンテンツの無料開放には及び腰です(それは、経営者にとってはあまりに大胆で恐怖感のある決断なので、当然のことだと思いますが)。ですから、学びエイドは、最も後発であるようにみえて、実はフリーミアムという観点では、最も「早い」のです。
 あとは、早くローンチしたとしても今後追い抜かれる要素があるかどうか、すなわち、ヒト・モノ・カネの観点から隙があるかどうかがポイントになるわけですが・・・正直言って、隙がないんですね、ここ(笑)
 私は、もちろん「学びエイドの中の人」ではありませんから、詳しいところをお話しすることはできないのですが、上記フリーミアムに基づいたビジネスモデルを、普通の人が「正確に、最も上手にやれている」と想像するレベルは当然のごとく達成しています。
 その上で、さらに「+α」を3個ほど追加したくらいに(この中に、学生ビジコンレベルでは決して実現できないであろうポイントがいくつか含まれています)堅牢で重厚な運営をみせており、それは、どんな立場で聞いても「うぬぬ・・・」と唸らざるを得ないほどのものです。関わっているスタッフの情熱も申し分なく、残念ながら(?)非の打ちどころがありません💥
 至極フェアーに言ってこう評価できます。

 Web業界は栄枯盛衰が特に激しい世界です。manaveeは調子がいいと思っていた時期から、数年であっという間に没落しました。それと同じくらいのスピードで、学びエイドが次の数年で業界覇者になる確率が極めて高い・・・と私には思えます。「こんな後発の小さなサービスw」と思っている方は、要注意だと思いますね。
 もちろん、スタディサプリ含め、豊富な資本バックグランドを持つサービスが他にもありますから、一定期間、激しい火花は散るでしょうが、案外、決着がつくまでは早いかもしれません(関ケ原の戦いみたいに)。

 さて、抜きんでたプレイヤーが登場してその地位が確立された後は、他のサービスは、自身の生き残りのためにどんなふうにニッチをずらしていくか、むしろその強力プレイヤーと提携する道はないのか、それから市場そのものを大きくするにはどうしたらいいのか(市場全体が拡大すれば、モデルが被っても生き残ることができる)ということを考えていかないといけません。
 私自身が考えていることもありますが、それはまだ秘密です笑。


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2016年08月23日

manaveeが遺した価値

 manavee終了関連シリーズ続編です。

 manaveeは、サービス立ち上げ当初より既得権益に紐づいた塾や予備校の講師達から叩かれてきたという歴史があります。「質がゴミ」とか、「かえって害になる」とかですね💦
 しかし、そういうしがらみのない私から言わせてもらえれば、manaveeには確実に一定の歴史的な価値がありましたし、既得権益の中にいる人達も、間接的に、否応なしにmanaveeが生み出した時代のうねりに組み込まれていると思っています。
 単純に「学生が立ち上げた質の悪いサービスが、争いに敗れて泡沫的に消えた」というのは、近視的で浅い評価です🚬

 manaveeが「実体」として消失しても、歴史的に果たした価値には、以下のようなものが挙げられます。 

■「Webで、無料で勉強できる時代がやってきた」という事実の周知に多大な貢献をした。
 2012〜2013年をピークに、無料系Web学習サービスのメディア露出をリードしていたのは紛れもなくmanaveeでした。ですから、manaveeそれ自体というよりは「無料WEB学習が存在すること」の広告塔として機能しました。
 国民にあまねく「とりあえずWEBで無料で学べる可能性がある」と知らしめました。

 それは、例えば、新たな学習者層の掘り起こしであったり、ロングテール的な講師陣容の提供といったスタイルの確立に貢献したわけです。
 「manaveeがやらなくても誰かがやっただろう」というのは正しいですが、事実としては「manaveeがやった」のです。
 少なくとも、口先だけで評論家ぶる人物が何かをやってくれたわけではありません。

■タイムリーに、「受験サプリ(現スタディサプリ)」に突き刺さり、これを殺した。
 リクルートのスタディサプリは、基本的に業界内では失敗と評価されています。もちろん、豊富なCM等によって利用者数は増えているのですが、広告費に十分ペイするような収益を上げられていないということです。
 言い方を換えれば、「コンシューマ向け」の「廉価」のWEB教育動画サービスは、ビジネスとして成立しえないということを、業界に知らしめました👊

 何度か言ってきたことですが、デジタルコンテンツは、必ずfree化(無料化)しようとする傾向を持っています。これが必ずしも良い事とは限らないのですが、ともかく事実はそうです。
 ですから、「デジタルコンテンツそのものにお金を払ってもらって収益をあげる」というモデルは、free化するまでの経過措置的な期間で限定的に成立します☕

 この観点から言うと、リクルートの新規教育事業立ち上げに対して、ほぼ同時にmanaveeが毒針のように刺さったからこそ、時代が早送りされたと言えます。manaveeが存在しなかったら、「有料(廉価)でのコンシューマ向けWEB教育サービス」が緩やかに成り立つ時代が、10年程度は続いていた可能性があります。
 ですから、後発の無料系Web教育サービスは、最初からこうした市況を鑑みて、最初から「動画それ自体は(原則)無料」というモデルを採用していることがほとんどです👀

 今、世界の状況を眺めてみると、日本の「無料Web教育コンテンツ」は、量・質ともに間違いなく圧倒的世界一の水準にあります。この類のサービスの草分け的存在であった、カーン・アカデミーなんて全然レベルも網羅度も低いですし、日本語で存在する無料教育動画を集めたら、もうそれは「日本スゲー」状態ですよ。現状、Web上にバラバラに存在してしまっているので、生徒達が使いやすいようにどう集約化していくのかという問題は残っていますけどね。
 本来的に保守的で改革が進みにくい日本国家という風土の中にあって、この分野だけ圧倒的に(異様に)時代を先んじているのは、紛れもなくmanaveeが「初っ端から」業界内で炸裂したからです💣 

■「おかしいだろ、これ」
 どこかの弁護士会のオマージュです笑。
 manaveeは「お金がないから、田舎に住んでいるからという理由で良い講義が受けられないというのはおかしい」という課題意識を出発点として、彼らなりに本気でそれに取り組もうとしました。結果的には、manaveeは良質な講義を十分に揃えることはできなかったですし、力不足だったかもしれません。ただ、それが生み出したうねりが、上記で述べた通り、間接的に業界人に「このままじゃいけない」と思わせたことは間違いありません💣
 そうでなかったら、依然として、大手予備校というレガシーシステムが唯一無二の最強プレイヤーとして君臨していたでしょう。いま、デジタル関連の学習システムは、雨後のタケノコのようにベンチャーが勃興してきていますが、これはやはり業界人に危機感が芽生えていることの裏返しです。

 まぁ、なんていうかね。ぶっちゃけて言えば、全盛期の大手予備校の講師は儲けすぎだったと思いますよ。
 確かに質のよいサービスを提供して、それ相応の対価をもらうということは当然のことです。私だって、「医療は仁術なんだからタダ働きしろ」なんていう要求をされたらたまりません。が、その分を差し引いても、予備校講師の全盛期は「貰い過ぎ」だったでしょう。演技的なパフォーマンスばかりで、中身がともなわない「カリスマ講師」もたくさんいました💧

 医療も教育も、「お金儲け」と「公益性」の綱引きをし続けることが、健全さを保つためには必要だと思います。最終的には、哲学的な問題、イデオロギーの問題に帰着しますから、結論を出すことはできないんです。でも、綱引きを「し続ける」ことが大切なんです。
 そのときに、片側の「引き手」として、図々しくも「おかしいだろ、これ」などと大ミエをきって言えたのは、ある種、無知で純粋な学生達だったからです。


 そんなわけで、manaveeをバカにするなら、「一定の敬意を払いつつ」バカにしてやってください。
 さて、manaveeについてはこんなところで終わりにしたいと思いますが、次は、今後注目すべきWeb動画サービスについて書いてみたいと思います(すぐ書くとは言っていない)。


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