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2017年06月03日

MANAVIE〜「非」受験最適化〜

 英語教材SOEL、あと1週間ほどで書店販売開始になります!これについては、改めて告知します🎵


 MANAVIEには、「(骨子として)こういう学習プラットフォームを作る」という明確なビジョンがあります。表面だけからみていると、他の学習サービスとどう違うのかわかりにくいと思いますが、これは結構重要なことなので、述べておこうと思います🚩
 
 先に誤解を恐れずに言えば、MANAVIEは「受験最適化」することをあまり重視していません
 「受験最適化」とはどういう意味かというと、従来の予備校や受験産業界がやってきたように、「センター試験対策」「センター解説速報」「医学部対策」「〇〇大記述式対策」・・・こういったような方向性でコンテンツを充実させていくということです。私は、こういったことには基本的に興味がありません。コンテンツが自然に成長していく中で、そういうスタイルの講義が出てくること自体はもちろん良い事だとは思っていますが、それを第一義目標にはしないのです💣
 言い方を変えると、MANAVIEは「学科を系統的・網羅的に学べる、教科書的なスタンダードな講義」が揃っていればよいと考えています。どんな学校を進学先に据えるにせよ、「やらなきゃいけない幹に相当する部分」、世の中の先生達が何十年にも渡って焼き直し続けているような「毎年同じことをやっているコア・カリキュラム」・・・これがきちんと全て陳列されていることを重視します。
 そして、もう一歩踏み込んで言わせてもらうと、こうしたコンテンツをきちんとやり切れば、「受験」という観点で見た場合も、センター試験レベルで8割〜9割以上は必ずマークできるのです。それは、例えば、私の生物、やる気先生の数学、Hisotoria Mundi先生の歴史などを受講してきた数多くの受験生が既に証明していることです👊
 まとめると、「受験最適化はせず、スタンダードな教科書的な講義があるだけだが、それをきちんとやれば、結果的に受験にも十二分に通用する」というロジックに重きを置くということです💡

 manavee創設者の花房氏と茂木健一郎氏の対談動画をご存知でしょうか?

 この動画、花房氏と茂木氏の話が嚙み合わない上に、茂木氏が声を荒げたりして場の雰囲気が悪いため、非常に評判の悪い動画なのですが、この件に関する限り、私はほぼ100%茂木氏の主張に賛成できます。
 
 「受験最適化」は、‘全くの’無意味である!・・・と声を大にして私は言わせてもらいます。
 こういうことを聞くと、現役の予備校講師などは腹を立てるかもしれませんが、そんなこと関係ありません。私はしがらみのない立場から淡々と事実を述べるだけです。
 私は、開成中学・高校→(理Vに落ちて)慶應大学医学部という、まぁ受験戦士としては相当「仕上げられた」人間です。そういう立場だからこそ、実体験としてよく受験という制度の限界と、受験ビジネスの欺瞞をよく把握しているし(私より受験勉強をまともにやった予備校講師なんて、おそらく世の中に数人もいないですよ?)、あえて盛大に批判をすることができます。受験産業なんてものは、誠にくだらないガラパゴス的世界観の中で、ていよく曲芸をさせられているだけだと。

 「80点よりは90点、90点よりは95点、95点よりは98点」・・・こういう「受験ゲーム」で培われる力は、現在の日本・世界情勢において、もはや明確に時代遅れなものです💥 箱庭ルールの中で徹底的に技術を詰めて、詰めて、詰めまくるという努力は、要は戦前であれば文字通り「兵士」を作るため、戦後であれば「企業の兵士」を作るための教育なのです。確かに、「日本の兵士は世界一」であるとはよくいったものです。
 日本の人件費がまだ安く、割と単純な「ものづくり」で世界を席巻できた高度経済成長期は、こうした教育スタイルがよくハマったことは事実です。しかし、その時代が終わり、成熟国家となった日本は、アイディア性に乏しいものづくりだけでは競争力を保つことができません。グローバル化した経済において、人件費の安い途上国に雇用は奪われるに決まっているからです。
 ですから、豊かさを保つには「新しい産業」を生み出すことができる人材を輩出することを考えなければならないのですが、長らく声高に言われている割には、教育制度がなかなか変革しないのです。
 ひるがえって米国は、この点においては、本当に強い国です。Apple,Google,Amazon,Facebook・・・IT系新世代ビジネスの根幹の部分はほとんど米国勢に押さえられてしまっています。皆さん意識していないだけで、もう完全に「現代の黒船来襲」状態なんですよ。気合い入れて頑張れば対抗できるとか、そんなレベルには到底なくて、もはや勝負になっていないんです。
 この結果は、過去20〜30年間の教育制度の失敗の産物であるし、逆に将来この状況を打開するには、今から教育の種を撒いて20〜30年後に成果が出ることを期待するしかありません。

 「新しい産業」、そしてその原動力となる「革新/ブレイクスルー」を生み出すのに必要な教育水準は、まさに「高等教育レベル(=大学以上レベル)」です。ここで、研究であったり、最先端の技術や市場の状況をガッツリ学んだりすることで、はじめて優秀な革新や産業が生まれてきます。「大学受験で100点満点、大学入学後は遊ぶ」という人物像からは決して生まれません
 私の身の回りには、「受験界の銀河系軍団」とも呼べるもの凄い才能を持った友人達が多くいましたが、上記のような観点でみたら、ほとんどの人間がいまや「鳴かず飛ばず」ですよ。受験業界は、「最強の受験戦士」という、‛歴史的になんの価値もない芸術品’を作ることに血眼になっているばかりで、長期的な視野では「日本の才能」をただひたすらに(悪意なく)潰し続けているのです💢

 例えば、センター試験で8割程度、もっと言えば7割程度でも取れている力があるのなら、「高等教育レベル」にはすんなり入っていくことができます。センター試験8割の生徒と、センター試験9割の生徒だったら、そりゃあ間違いなく高校卒業時点では後者のほうが優秀でしょう。しかし、では両者の人物が革新を将来生み出せる確率はと言ったら、ほとんど有意差はありません。センター7〜8割だったからといって、「大学の授業に全然ついていけません」なんていう事態にはならないのですから。むしろ、大学以後の、人との出会いや、‘本気の’学問的探求心の芽生えといったもののほうがよっぽど重要なファクターになります。
 初等教育〜中等教育(=高校レベルまで)とは、本来、高等教育までの「つなぎ」の役割でしかないはずのものです。本気出して学ぶのは大学生以後になってからでないとダメなのです❗
 それが、制度的な副作用として生まれた「受験」という関所、それに付随した砂上の楼閣のような「ガラパゴス受験産業」によって、生徒達は必要以上に損耗させられ、結果的に大学入学以後の学習モチベーションを大きく喪失させられています。優秀な生徒ほど、「もう受験であれだけ頑張ったんだから、あとは安定した収入で幸せに生きていければいいや」となるのは当然の帰結なのです⤵
 こういう「ガラパゴス受験産業」をWeb上に焼き直すというような真似は、真の意味での「教育」ベンチャー事業からは程遠いものです。
 既存の受験産業を安価にWeb上に再構築するのだったら、それこそ資金の豊富なリクルートにでもやってもらえれば十分であるし、そのほうが質(「受験最適化」という観点での)も優れるでしょう。私は、そんなことをしたいのではありません💨

 ですからMANAVIEは、コンテンツの取り揃え方として「受験最適化」に主眼を置かず、「教科書的な講義群を、初等教育から中等教育まで全て取りそろえる」、すなわち「過負荷のない勾配で、高等教育までをつなぐ」プラットフォームを構築することに最大の価値を置くのです👣
 そして、それは、全く閲覧制限のない無料であって、誰しもを取りこぼさないことが肝要です。例えば、中学生の間、徹底的に勉強をサボってきた生徒が、高1のときに「目覚めた」としたとき、いつでも中1の範囲から自由にやり直せる・・・こういうユビキタスな学習環境があって、はじめて「万人にとって、適切な高等教育までの道が開かれている」「高度人材の育成可能性を極限まで高められる」状態だといえるからです。
 社会人の学び直しも同様です。いくら月々の料金が安くたって、お金がかかる以上、ほとんどの人は学び直しを諦めるでしょう。だから、「幹を押さえる教育コンテンツ」は、どこまでもフリーでユビキタスでなければならないのです⤴

 MANAVIEは以下のURLからどうぞ。
http://manavie.jp/