とりあえず一段落しましたので、こちらの更新のほうもたまに進めていくようにします。
2015年の時点で、あまり大々的なアピールは行っていないのですが、この度、日本の英語教育/学習におけるかなり大きな転換点となりうるコンテンツを無事に送り出すことができました。
何回かにわけて、そのコンセプトや使い方の紹介をしたいと思います。
講座の名称は「SOEL(Sentence-oriented English Learning)」です👊
私は、「王道たる勉強の筋道は1つしかなく、それに相応するgenuineな学習コンテンツが1つあればよい」というポリシーを持っています。
ですからSOELは、受験英語はもちろん、TOEICであれTOEFLであれ、ビジネス英会話のためであれ、きちんとした英語の実力をつけたいのでありさえすれば、英語学習のスタンダードとして通用するものとして作成しました⤴
その前提には、非帰国子女の正確な外国語習得には「文法のインプット学習」は欠かせないということが挙げられます。
昨今の英語教育事情は、スピーキングやライティング(もちろんリスニングやリーディングも)の比重を高くしていくという、アウトプット系学習重視の潮流となっています。
旧来の文法重視の英語教育が、グローバル時代の中にあって明らかに行き詰まりを見せていることは間違いありませんし、その流れには私自身も大賛成です。
ただし、「本当に世界で通用する人材を育てる」という目標を設定するのであれば、片言の日常会話やBroken Englishにとどまらず、正確な英語プレゼンテーションができないといけないわけで、そのためには、非帰国子女はやはり「文法のインプット系学習」からは決して逃れることはできません👓
「文法が不必要だから、アウトプット系にシフトする」のではなく、「両方とも適切なレベルで必要」というのが真実なのです🚩
しかし、教育の現場においては、英語の時間枠を大幅に拡張できるわけではないので、必然的にアウトプット系の割合を増やせば、文法の割合は削らざるを得なくなります。これでは、かえって逆説的に英語の実力が地盤沈下する可能性があるのです。あっちを立てれば、こっちが立たずという、難しい問題ですね。
学校教育現場で文法に避ける時間が減少していく…その中で、文法教育の救済に関して教育者自身が何も手を打たずに丸投げすることは、無責任です。ましてや、それによって別途金銭的コストが発生する学習塾などに教育の役割が移ってしまうようでは、本末転倒です。
そこで、ユビキタス性に優れ、かつフリー(無料)で誰もがアクセス可能な、「文法はとりあえずこれで学んでおけば間違いない」という、質・量を担保した英語講座の存在意義が明確に生じてくるわけです💡
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