2016年02月17日

鎮咳薬の使い分け

 こうみると、咳の種類によって使い分けが必要なこともみえてきますね✨

 例えば、病気によっては空咳(専門用語では乾性咳嗽と言います)といって、痰がないのに咳が起きるケースがあります。この場合は、「咳そのものを止める薬」は有効ですが、「痰のキレをよくする薬」はあまり筋がいいとは言えません。

 逆に、そもそも論として、風邪などの感染症の状態では「本来なら、咳は止めるべきではない」という話がありました。この観点からは、やはりむやみに「咳そのものを止める薬」は使うべきではないと言えます。
 特に痰が絡んでいるような普通の風邪の咳(湿性咳嗽と言います)の場合、「痰のキレをよくする」薬などでまず対応をして、それでも厳しいというなら、そこに「咳そのものを止める薬」を追加するというのが手順としては正確です👊

 「気道を広げる薬」はどうでしょう。
 葛根湯のところで説明した「エフェドリン」という成分は、これに該当しますね。しかし、このタイプの薬は、結構作用が強いものが多いので、あまりに気軽には出されません。事実、純粋成分薬の「エフェドリン」も規制が厳しくなったと述べました💨
 ただし、このタイプの薬が非常に有効なケースもあります。それは、バックグラウンドとして、「喘息」ないしはその気があるような患者さんです💣
 喘息は、慢性的に気道が炎症を起こしていて、気道が狭くなりやすい病態です。だから、呼吸がヒューヒュー、ゼーゼーするのです。そこに加えて風邪などをひいてしまうと、ことさら狭くなってしまうんですね。こういう場合に、特別にこのタイプの薬を加えたりするのです💡


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2016年02月16日

価値ある合格率30%

 当初は結構な勢いで追い上げをみせ、「分は悪いが勝負にはなるだろう」というレベルにまでは持ち込めたものの、特に数学に大きなディスアドバンテージを抱えた私の実力は、それ以上殻を破ることは最後までできませんでした💣
 最終的に、自分の中では「合格率30%」という手応えで受験本番に臨む形になりました。もちろん、「100%受かる!」という‘つもり’で試験には臨んだんですけどね(笑)。心の中ではわかっていました。
 でも、志望校を決めた経緯からして、30%‘も’可能性があるなら、それに賭ける価値が十分にあることは間違いなかったですし、そこで敗北したとしても一点の曇りもなく悔いはないということには確信がありました。
 ただ勉強していないだけの無意味な合格率30%とは質的に全く異なるのです。
 実際間違いなくそう思えるくらいに、1年弱の短い間ではあるものの、本当にその期間でそれ以上やれることはないというぐらいまで追い込むことができていたのです👊

 そして、試験が終わった直後の手応えとしては「ギリギリ受かった!」だったのですが、フタを開けてみるとギリギリ落ちていました(笑)。後に点数開示をしたんですが、割と本当にあとちょっとでしたね。。
 まぁでも、第一志望に合格できなかったことは、全然悔しくなかったのです。自分自身の意志表明として志望校を設定し、その意志に嘘をつかずにオールアウトし、生まれてはじめて自分の限界をまざまざと目の当たりにし、最後には良い勝負ができた・・・ここまで来れは、サバサバするってもんです

 もちろん、1年後にもう一度理Vにリベンジ!という選択も考えられたのですが、幸いなことに慶應大学の医学部に合格をいただいたので、天秤にかけた結果(1年後に両方受けて両方落ちる可能性も割とありますから・・・)、後者を選ばせてもらったのです💨

 さて、上記の通り、理V敗北という結果自体には何の悔いもなかったのですが、その後、慶應大学に進学するにあたって私は果てしない反省をすることになりました💧


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2016年02月15日

鎮咳薬の種類

 鎮咳薬にも、その働き方によっていくつか種類があります💡
・咳そのものを止める薬
・痰のキレを改善する薬
・気道(気管支などの空気の通り道)を広げる薬

 
 まず、「咳そのものを止める薬」です。
 咳は、気道の炎症などの刺激を受けて、最終的に脳(延髄という部分)が「咳をしろ」という指令を出し、咳がおこります。ですから、その延髄の働きを抑えてやればよいという理屈の薬です👊
 割と気軽に使えるものから、麻薬に近い成分まで、強さにグレードがあります🚩

 次に「痰のキレを改善する薬(去痰薬)」です。
 咳はそもそも、炎症の産物である痰が気道につっかかっているから、これを排出しようとしておこるわけです。ですから、痰のキレをよくして排出を促してやれば、咳の軽減が期待できるわけです。
 気道から分泌される粘液の成分を調節して痰をサラサラにしたり、痰を排泄するための、気道の線毛運動を活発化させたりするような薬が開発されています。割と気軽に使えますね♨

 最後に「気道を広げる薬」です。炎症のせいで浮腫んだり、痰が存在したりすることによって、気道がいつもより狭くなると、「これは異常事態だ」ということで、やはり咳がおこります。
 ですから、気道を一時的に広げてやることができれば、咳がやはり軽減するのです✋


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2016年02月14日

覚醒剤×清原逮捕

 世間を騒がせているこの一件について、記事を書こうと思います。
 実は、清原氏が薬物を使用しているであろうということは、私自身逮捕前からそれとなく知っていました。まぁ、既に報道にもある通り、彼は何度か薬物中毒と思しき症状で救急受診をしていますからね。逮捕もやっぱりという感じです💨

 日本では、麻薬と覚醒剤では、適用される法律が異なります。前者は「麻薬及び向精神薬取締法」、後者は「覚せい剤取締法」です。もっと言うと、大麻は大麻でまた別の「大麻取締法」によって規制されます。
 日本独特の歴史的背景があって、こんな感じで少し複雑になってしまっているんですね。確かに薬物のカテゴリとしては別物ではあるんですが。

 ユニークなのは、医師が麻薬中毒者であると診断したときは、速やかに届け出る義務がある一方で、覚醒剤に関してはその義務は必ずしもない(特に国公立病院でなければ)ということなんですね。これは法律の違いによるわけですが、直したほうがいい部分ではあると思いますね。基本的に、日本は覚醒剤に関しては法律が甘すぎるんですよ。
 覚醒剤の販売は、裏社会の収益源の主力になっている(日本は麻薬の流通は少なくて、ほとんどが覚醒剤)ので、おそらく様々なプレッシャー(意味深)により進まないんでしょうね・・・。お金はたくさんもっているがインテリジェンスがないスポーツ選手は、正直、恰好の標的と言わざるを得ません。
 薬物に関しては学校教育、それも義務教育の範囲である中学校の間にきちんとした教育が必須であると思います。薬物使用者のビフォーアフター写真あるじゃないですか、あれを見せるべきですよ💣
 口先でダメといったり、タレントを起用してキャンペーンをしたって何も響きません(起用されたタレント自身がやっちゃってるんですから・・・)。あまり小さい子に見せたらトラウマになりますが、15歳なら大丈夫ですよ👊
 
 私は薬物の話を聞くのが好きでして(笑)、元マル暴の警官OBにじっくり教わったこともあるのですが、「1度でも手を出してしまったらもう終わり」ということは本当に強調しないといけません。これらの危険薬物は依存性が強すぎて、一度やってしまったら、基本的に二度と戻ってこれません。騙されたりして、本人の意図に反して初回使っちゃったとしても、もうダメなんですよ。そうやって善良な人をハメる恐ろしい手段も私は聞きましたが、悪用されるとよくないのでここでは言えません・・・。
 清原氏も正直厳しいでしょう。今回の件が区切りついた後も、何度でも繰り返して、スッカラカンになるまで裏社会の餌食にされるのが既定路線です(そうならなければ奇跡というレベル)。ですから、啓発も、「クスリはダメ」という以前に、そもそも「悪い人達に近づかない」という段階から大事になってきますね🚩


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2016年02月13日

第182回暗記法40〜理解7〜

 では、「理解」でいうところの「既にある知識と関連づける」、すなわち「知らなかった新しい事実が、既にある知識と関連づいて妥当だと思える」という型に対応する方をみていきましょう💡
 具体的な手法は、「暗記事項がなぜそうなるのか」という理屈をつけて暗記をするというやり方になります💨

 今度は、「台形の面積」の例を再び取りあげましょう。
■台形を2つの三角形に分割することで、それらの面積の和として求めることができる。
 台形の面積=(上底+下底)×高さ÷2

 この知識を、「『上底』足す『下底』かける『高さ』割る『2』!『上底』足す『下底』かける『高さ』割る『2』!」と、ただひたすら暗唱するのでは辛すぎます。そこで、この場合なら、「なぜ台形の面積は、(上底+下底)×高さ÷2で求まるのか」という理屈を考えるなり、解説を読むなりするわけです✨
 そこで、「三角形の面積は、底辺×高さ÷2で求められる」という知識さえ前提にあれば、「台形の面積の求め方」は、あえて暗唱して覚えることではなく、「そのようになって然るべき知識」として頭の中にすんなりと蓄えられます👊


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